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【過去日記】2020/2/16 「今ココ」な日常のコミュニケーション


「テーブルにスマホ置いてあるけど、今日はいいの?」
「あ、とってもらえる?」
「ちょっと待ち」

家を出ようとする時に
我が家でよくある何気無い会話。


こんなやり取りを息子としながら
「あぁ、平和だなぁ」と思う。


実家では
こんなことも
母のイライラ強い口調と
決めつけなど過剰な言葉で
人格を全否定される出来事となっていた。


「ほら!また忘れてる!
 あんたはいつもいつもそうなんだから!!!」

日常多いことだからこそ、
その刷り込みに苦しんだ。


今は
それが一切ない。


ただ
テーブルにスマホが置いてある事実を伝え、
相手にどうしたいか確認するだけ。


「今ココ」しか見ていないから
今までどうだったか、
今後どうなのかも話題にならない。


もちろん
感情も入らず淡々とした口調で
思いやりを持って対応するだけ。


私が息子に言うこともあれば、
息子が私に言ってくれることもある。


いちいち「忘れ物してない?」とは聞かないけど、
必要そうなものが目に入れば、それは伝えてあげる。


さらに。
スマホは『忘れている』とは限らない。


テーブルに『置いてある』だけかもしれない。


なぜなら。


息子たちは、勉強の妨げにならないよう
意図的にスマホを家に置いていくことも
たびたびあるから。


だから
『忘れている』と決めつけてはいけないのだ。


息子は
持っていくかどうかを自分で決めている。


「スマホが『置いてある』けど、今日はいいの?」


事実だけを言うように、私も学ばせてもらった。



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