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保育園休園を通じて感じた成長

オミクロン株の感染拡大はいつ収まるのだろうか。

我が家も、例に漏れず保育園休園となった。
共働き家庭にとって、緊急事態に他ならない。

登園できなくなり、夫婦そろって自宅保育&勤務をするのは今回が2回目。
※風邪で登園出来ずワンオペ看病&勤務はちょこちょこ経験あり

振り返ると大変だったことに変わりはないけど、
私自身のワーママ力が上がったことを感じることができた。

それは突然訪れる

いつも通りお迎えに行くと、なんだかただならぬ雰囲気。
「陽性者が出てしまったため、明日から申し訳ないですが休園になります。
再開目処は未定です。」

ついに来たか。
これまで自治体からの要望での登園ができない期間はあったものの、休園になったのは初だ。

先生方周りの保護者の努力でこれまで、乗り切ってきたがいよいよ身近に迫ってきた感がものすごくあった。都内の感染者数を見ていればいつなってもおかしくはない。

休園連絡を受けてからやったこと

少し前であれば、どうしよう???
とパニックになっていたかもしれないがいつか来るかもしれない、と構えていたこともあり、瞬時にやるべきことがぱっと浮かんだ。

①仕事の整理

・誰かにお願いしないと期日が間に合わない
・半減した時間内でもなんとか対応できる
・期日の調整ができる

②勤務時間の調整

過去の緊急事態宣言による登園不可の時期や、体調不良で看病しながら在宅勤務をした経験から、勤務時間は半減することは明確であったため通常勤務は不可であることを宣言。

自分の睡眠時間を削って仕事をしたこともある。
でもすごく虚しい気持ちになるとの、身体が本当にもたない。

ただ、できる時はやろうという気持ちはもちろんあるので子供の様子次第で仕事はやると伝えた。

③夫と日中の過ごし方の作戦会議

夫婦ともに、在宅勤務。
さすがに私の仕事も全部やらなくていいなんてことはないので、
お互いの会議時間を確認しその時間は集中タイムとしそれ以外の時間は子供の相手をしつつ、仕事をすることにした。

④食材確保

家族全員家にいると問題になるのが、お昼…
一食増えるとものすごく負担感が増す。

そして子供が濃厚接触者なのか、
そうでないのかもわからないうえに、判明時期も未定。
最悪を想定してネットスーパーやアマゾンで急いでレトルト系を購入。

レトルト系も飽きてしまうので、ウーバーや出前館などのデリバリーも活用。仕事&子供の相手をしているとすぐに頼めないので、候補を事前にピックアップ。

これは、やっておいてよかった。

⑤おもちゃの購入

外に行かれないことを想定し、手ごろな価格のおもちゃを追加購入。保育園でもハサミをつかっていることからワークや、今持っているパズルよりも難易度を上げたものを購入。

各家庭の判断にもよるが、こういうときに知育系のものを買ってみるのも良いのかもしれない。(普段あまり買わないので我が家は思い切って買ってみた)

成長を感じた点

もうすぐワーママになり三年が立つ。
ずっと周りのワーママに比べたら全然仕事も出来ないし、両立もできていないと思っていた。でも振り返ってみると随分成長してることに気がついた。

①瞬発力の向上

過去の経験がだいぶ蓄積されていて、ものすごい速さでこれらをまずやる、と勝手に身体が動く。やるべきことが明確になり、色んな不安が消える。

自分の仕事、夫、子供、家族三人の生活、色んな要素があるけど随分冷静に動けたきがする。

仕事に関しては、日々これはいざという時誰かに振れるものはざっくりだけどフラグを立てていた。それが功を奏したのもあるかも。

②できないことを宣言できた

人を頼るのが苦手。お願いするのが本当に苦手。
だから、なかなか頼れず勝手に抱え込み一人でぎりぎりの状態を乗り切ることも多々。ただ、今年断る、頼るというのをできるようになりたいと手帳に書いた。

もともと仕事は、一日穴をあける程度ならほぼ支障はない。
なので子供の風邪程度だとそこまで突発的に誰かにお願いすることが実は少なかった。

ただ一週間規模になると支障ありだ。

今こそそのタイミング。
と思い、どうしても無理なことをお願いしてみた。これができたのは、私にとって本当に大きな一歩。

いつか後輩も子供をもったり、同じ課の人に介護をする人が出てきたり、突然100%の稼働ができない人も出てくるかも。

そんな時、お互い頼ることが普通になり、引け目を感じることなく助け合う雰囲気を作れたら良いなと思った。

そのためにも、頼る、これが出来たのは私にとって大きな成長だ。

見えてきた課題


夫婦で働くという点からみると、圧倒的に夫婦間で調整力に差がついていることを感じた。3年前同時にワーママ、ワーパパになった訳だけど、明らかに育児と仕事の荒波を超えた数が違う。

私主導であれこれ動き、仕事の調整についても正直完全イーブンではない。職場に対して家庭の現状、夫婦間の分担をきちんと上司に伝えているか?と聞くと伝えていない。

つまり、夫の会社側からするといつもと同じように、業務可能と見えてしまうわけだ。

私たちは共働きであり、仕事のセーブはしないと、夫にも宣言している。そんな中、どこか平等ではない感覚を持っている。

この先小一の壁、〇〇の壁など色々とやってくるだろう。
まず小一の壁がやってくるまでに、平等ではない感覚を払拭するために夫とのコミュニケーションだったり、働きかけが必要なんだなと感じた。


最後に

もうすぐ復職してから丸3年が経過する。
ものすごく不安だった3年前、ポンコツすぎて凹みまくった2年前、成長をあまり感じていなかった一年前。↓↓

亀並みのペースだけど仕事も家事も育児もピンチがきたら来たなりに対処できるようになってきてるし、自分自身の課題もいつまでも放置しないでチャレンジできたり。

コロナによる保育園休園がきっかけで気づくとは思わなかったけど、自分自身の成長に嬉しくなった。

新たな課題も見つかったので、ここからまた少しずつ時間をかけてレベルアップしていこうと思う。

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