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与楽流 社会学/文化論

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姿勢動作を研究するにあたって、文化やその時代の社会を研究して現代と比べることで、今の現状が人々の営みが見えてきたもの考察や解説記事としてまとめてます。
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記事一覧

目を避けて話す:日本のコミュニケーションにおける効率性と敬意の結合

コミュニケーションにおける視線の役割の再考一般的に、コミュニケーションにおいては「相手…

心技体:日本文化における仕込み文化と調和の探求

仕込み文化料理においては、仕込みは味の決定的要素として知られています。例えば、煮物や寿…

バランスの良い食事のアンバランス性

現代栄養学のアプローチとその限界現代の栄養学と公衆衛生は、バランスの取れた食事を推奨す…

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黙食の芸術:現代食文化における味覚と精神性の探求

「黙食の深遠な価値:パンデミックを通じて見出された衛生と精神性の調和」という記事は、新型…

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ヴィーガニズムの裏に潜むうつ病とアイデンティティの葛藤

多くのヴィーガンデモでは、彼らが抱えるうつ病の一症状として、残酷な屠殺のイメージを広める…

共感の落とし穴:優しさの真の姿

優しい人が提供するものが優れているとは限らない。本当の優しさは、優れた人の提供する乗り越…

エビデンスを語るならエビデンスの過程を知らずして語るなかれ

エビデンス至上主義者の無知の大罪近年、医学界において「エビデンス至上主義」という概念が強調されています。これは治療法や医学的介入が科学的証拠に基づいていることを重視する姿勢です。本来、エビデンスベースドメディシン(EBM)は患者のケアを改善するための重要なアプローチであり、無用な治療や主観的判断を避けるために科学的根拠を重んじるものです。しかしながら、これに対する批判的な視点も存在します。 一部の批判では、エビデンス至上主義が医療従事者によって誤解され、その結果として思考

筋肉至上主義の馬鹿さ加減に目も当てられない

筋肉馬鹿は救えない「筋肉馬鹿」という表現は、筋力トレーニングに過度に焦点を当て、身体の…

お猪口の由来:なぜ猪の口なのか「猪の呼吸と伝統的な日本酒器の深い由来と文化的意義…

お猪口が「猪の口」と名付けられた由来について、従来の説明はあまりにも表面的で、納得のいく…

「あだ名」の背景にある力

日本の社会や文化の中で「あだ名」は、単なる愛称以上の役割を果たしてきました。これは、個…

「熊」問題への偽善と理想論:安全と現実的対策を求めて

昨今、熊の出没が深刻な問題となり、人的被害も増加の一途を辿っています。しかしながら、熊の…

平和主義と対話:争いを超えた建設的な解決への道

平和学、国際関係論、社会学、心理学、コミュニケーション学、倫理学などの複数分野にまたがり…

医療におけるエビデンス至上主義

エビデンス至上主義は正義ではないエビデンス至上主義とは、証拠やデータに基づいて判断や行…

現代スピリチュアリズムの批判と再構築:三次元の理解と身体感の重要性

近年、ストレス社会からの解放を求めるためにスピリチュアルへの関心が高まっている。現代の異常とまで思える混沌としたストレス社会から解放されたいと強く願っているのだろう。 振り返ればいつの時代もスピリチュアルは存在している。しかし、近年のスピリチュアルは逃げのスピリチュアルと云っても言い過ぎではなく、その言葉をもって強く批判したい。 多次元を語りそこと共鳴することは素晴らしいことだと思うし、それを実践する事こそ幸せには必要不可欠であると感じる。しかし、三次元を理解せずしてそれ