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冗談言いながら生きていられたらいい

タイトルは大好きな乃木坂46の楽曲「羽根の記憶」の一節。イントロからすでに切なくなるような、でも爽やかでとても勇気をもらえる楽曲です。個人的に乃木坂ちゃんにはピアノやバイオリンの旋律がぴったりだなって思います。

みんな初々しくてかわいいね~




さて本題。このnoteと東京旅のnote、どちらが先に公開できるかわからないけど久しぶりに文字を書きたいことがたくさんあったから同時進行でやっています。こっちはその時付き合ってもらった友人の話を書きます。名前は出せないから「きみ」と呼ぶことにしよう。


そもそもなんで改めてきみのことをnoteに書こうと思ったのか。それは先日の東京旅で池袋に行った時のこと。中学校の修学旅行以来の、中池袋公園に立ち寄った(どうでもいいけど調べて初めてあの場所に名前があることを知った)。あれから6年も経っているのに相変わらず私の隣にはきみがいて、もう制服は着ていないしメイクだってしているような年頃になったのに、相変わらずしょうもないことで笑い合った。野菜ジュースのパッケージに描いてある、野菜とフルーツのイラストを見て名前を当てるっていう話。そしてビーツとビートの違いをググっていた。そうそうあの頃はスマホも持っていなかったなあ。

あの時「羽根の記憶」の歌詞を思い出していた。歌の中では"10年後どうしているか?"を歌っていたけど、私たちはまあ出会って累計約10年ってことでいいかな。幼いころはピンとこなかったかもしれないこの歌詞。でも子どもから大人になるこの何年間で、こういう歌詞に自分を重ねて気持ちを動かされるようなきみに出会えたことが嬉しいから、こうして今の気持ちを残しておこうと思ったんだよね。

思い返せばいつもこんな感じで、私は自分の気持ちを口に出すのが得意じゃないからこうして文字にすることが多い。誰かを誘うのも、連絡を取るのも苦手でオマケに自分の好きなことを話すのも苦手。お世辞にも人付き合いが上手と言えない私と今まで友達でいてくれているきみはつくづく優しいんだと思う、本当に。いつも私が言い出すのを待ってくれるきみ。普段せっかちなくせに待っててくれて、その優しさに甘えてる。

ところできみはいつも私より少し前を歩いているイメージがある。東京で自分の好きなことを仕事にしているきみはとてもかっこいいし、尊敬している。だから久しぶりに会うたびに焦るんだ。どんどん自立して大人になっていくきみと私の間には、現実の距離のように差が開いているんじゃないかって。私は成長できているのかな?あの頃みたいに隣を歩いていても大丈夫?でもそんなつまらないことを全て忘れてしまうほどに中池袋公園で交わした会話は、あの頃の下校中と変わらない空気感で、きみにはそんなつもりが無かったかもしれないけどとても嬉しかった。

今回の東京旅はQuizKnockがメインだったし、もしイベントがなかったら東京に行ってすらないんだけどそれを口実にきみに会えてよかった。もう当分関東方面へは行けないと思っていたから、元気そうな様子にホッとして、上野駅の改札でちょっと泣きそうになったのは秘密。ここ最近は卒業や引っ越しがあって環境の変化が大きかったから、知らず知らずのうちに変わらないものを求めていたのかなって思う。だから3COINSで買ったお揃いのアクセサリーがめちゃくちゃ嬉しかった。自分からは決して言えないけど、そのときもきみが言ってくれたから買えたんだよ。実は、楽しかった思い出がどんどん過去になっていってしまうことが怖いなって最近よく思う。でも逆に持たせてもらったお土産や、お揃いのアクセサリーを目にするたびにきっと嬉しくなる。もちろん思い出は”モノ”だけじゃないけどね。今はもう思い出せないような何気ない会話も、喋らない時間も、何なら旅行に向けて新しい服やコスメを買ったことも楽しかった。
(夜にマカロン食べつつ、美味しい紅茶を飲みつつQuizKnockの動画をテレビで観たあの時間。めちゃくちゃ楽しかった。あ、そういえば牛タンも堪能した。)



ちなみにセガコラボカフェでたくさん写真を撮ってくれたけど、その中で私がお好み焼きチョコを目の前にめっちゃいい笑顔の写真がすごく気に入っているので、母に送りました。写真撮られるのは好きじゃないけどあの写真はきみしか撮れないなって思ったよ。

起承転結もなくただ自分の想いを思うがまま書いたnoteになってしまったけれど、今回の東京旅を通して改めて考えることがすごく多かったからこれはこれで満足しています。感情は新鮮なうちに書かないとね!あと、文才があるって褒めてくれたこと、noteを続ける原動力の一つ。文章でなら表せられる私にとって、noteはすごく居心地がいいからそこを褒めてくれたのはすごく嬉しかった。

ありふれた言葉だけどこれからもきみとたくさんの思い出を作りたいな。いままでも、そしてこれからも心の底からありがとう。

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