ときめきポイントを集めたら、美術館巡りがもっと楽しくなった 「東京都庭園美術館」 建物公開展2022
ドラマ「名建築で昼食を」で舞台にもなっていた東京都庭園美術館。
『建物の外見と反して、装飾たっぷりの内装。・・・なんだこの素敵な建物と空間は!!!!』とドラマを見ながら、絶対に行きたいと心奪われた美術館。
運よく、年に一度建物公開をしているタイミングだったので、早速行ってみることに。
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JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分
都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分
穏やかな空気が流れる道をまっすぐ進んでいくと、青々とした緑に包まれた東京都庭園美術館があります。
東京都庭園美術館は年に一度、建物公開をしていて、今年は4月23日(土)〜6月12日(日)にて公開中。
今年は「アール・デコの貴重書」をテーマに建物公開会を開催しています。
会期中、本館内は写真撮影OKなので、とくに好きだったポイントをご紹介します。
格子にあてはめた照明
格子の中に丸い照明がばーっと飾られた天井。
なんで照明をあえて格子で囲ったのだろう。
直線の中に丸がきれいにおさめられているのが、レトロさと和と洋の融合な感じがして、とても惹かれる。
深いグリーンがポイント「香水塔」
壁のオレンジに深いグリーンが映え、土台の黒も相まって、気品がありながらも機能的な印象を受ける。
深いグリーン部分をよーくみると、ちょっと内側に凹んでいる丸。
タコの吸盤にもみえるし、レゴっぽくもみえる。
ただまっさらな棒にはせず、丸の装飾を入れてるのが、香水塔上部の噴水のような飾りとマッチしてて、統一感がアップしてるような気がする。
「香水塔」という名前の由来にもなった、
照明に香水をまとわせ、照明の熱で香りを漂わせたというエピソードがなんて素敵なこと。
熱の温かさでほんわり漂うであろう香りが、ドーム状の天井から全体を包み込むんだろうなぁ。
天井と照明にこそ、こだわりを
各部屋それぞれ違う照明が飾られていて、照明上部の天井が彫ってあるのが、照明をさらに特別な装飾として、またとっておきの空間に仕上げている。
各部屋をまわりながら、お気に入りの照明を探すのも楽しい。
絨毯のおわりかた
階段上に敷かれた赤い絨毯。
おわりが丸く、ゴールドで縁取られている。
階段という直線が多くなるこの空間に、少しでも曲線、丸を入れるというこだわりを感じる。
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さいごに
ドラマと同様、軽食とケーキも楽しみました。
また行きたいな〜