不連続なイノベーションの起こし方~コンストラクションマネジメントの会社がクラウドサービス開発に挑む理由~
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不連続なイノベーションの起こし方~コンストラクションマネジメントの会社がクラウドサービス開発に挑む理由~

山下PMCは本業であるPM(プロジェクトマネジメント)/CM(コンストラクションマネジメント)からストレッチし、いくつかの新しい取り組みにチャレンジしています。
2021年9月15~16日、パシフィコ横浜で開催された「不動産ソリューションフェア2021」では、閉じられた建築の門戸を開きワクワクを提供する、アナログな建築の世界をデジタル未来に導くソリューションの誕生ストーリーを紹介。講師は、取締役 専務執行役員 木下雅幸が担当しました。

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山下PMC 取締役 専務執行役員
イノベーション戦略室 室長
木下雅幸

当社230名の社員の出身はさまざまです。組織系設計事務所、ゼネコンなど施設の作り手。ディベロッパー、複数のビルを所有する会社の施設管理部門など運営者。
また、地方自治体で公共施設建築を発注する立場にいた社員もいます。複数の視点をもつメンバーが、日々クライアントに提供するバリューを考えるなか、本来は有益な経営資源である建築がうまく活用されていない、さらには経営の足をひっぱっている状況を目の当たりにしてきました。
本日ご紹介する「BEAMap」「b-platform」は、建築の置かれている状況をより良い方向に変えていこうと、当社が開発したクラウド型プラットフォームです。

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事業性検証の初期検討をプロレベルで実現するクラウド型プラットフォーム
BEAMap

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360°写真は建築の新しい共通言語。建築情報を使ってバリューを生み出す
クラウド型プラットフォーム
b-platform

不連続なイノベーション

「なぜCM会社がクラウドサービス開発?」と聞かれることもありますが、違和感や特別感はありません。そもそも、CM(コンストラクションマネジメント)会社は建築業界のなかでは新参者であり、私たちは、クライアントのビジョンの実現に貢献しようと試行錯誤を繰り返してきたからです。

私はイノベーションを大きく2つの定義に分けています。
1つは日常業務で積み重ねる連続するイノベーション。もう1つはコアビジネスから離れた場所から起こす不連続なイノベーション

イノベーションカンパニーを謳う企業は多々あります。これからもそうあり続け、また社会から認知されるためには、特に後者の不連続なイノベーションに取り組むことが必要です。でも、どうやったらできるでしょうか?

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展示会場内のブースにも多数のお客さまが来場。「BEAMap 」「b-latform」を体感していただきました。

アライアンス&コラボレーション

私たちが出した答えが「アライアンス&コラボレーション」。日々の業務で、世の中を見渡しても、個体のノウハウではクライアントのすべてのニーズには応えきれなくなってきていませんか? 残念ながら、すでに会社という枠が、より良いサービスを邪魔する時代になったのかもしれません。
だったら、会社の枠を取り外してしまえばいいのに、資本主義の仕組み、会社間の競争に縛られ、なかなかできない…。

ちょっとここで、想像してみてください。「スーパーシティ」は、まさにみんなが連携する社会。資本主義の仕組みの中で成立している国が主導しています。情報を握った人間が勝者になる世界から、情報を共有して強みを発揮する社会へ――。
つまり、新しい資本主義のあり方がいま問われています。だから、どんな形であれ、アライアンス&コラボレーションの大きな輪をつくろう、そう決意しています。

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共有技術・共有財産

でも、建築のソフト開発であれば、設計事務所やゼネコンがやればいいのではないか、という意見もあるでしょう。
たしかに、「自社技術」としての開発は、他社に対する競争優位性を発揮しますが、「ベーシックな技術」として共有できる部分も多く存在します。共有できないばかりに、同じような技術に各社が開発資金を投入している…。これは、今後、競争が激化するなか、サスティナブルなやり方ではないなと感じています。

だからこそ、私たちの取組には、社会的な意味があります。CM会社である私たちは、設計に関する直接的な業務を行わないので、自社の競争優位にはつながりません。私たちが目指すのは、「共有技術・共有財産」。ボトムアップとして活用してもらいたいと考えています。

そして、「アライアンス&コラボレーション」「共有技術・共有財産」を成立させるためには、やはり「信頼」がとても大切です。この人とならと思ってもらえる、私たちも思えるネットワークで取り組んでいきます。
私たちの意義に賛同していただける方々と、ぜひ一緒にやっていければと思っています。

サービスは実際に見て、使ってもらうのが1番。お試し版もありますので、興味のある方は、ぜひ当社までお声がけください。

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事業性検証の初期検討をプロレベルで実現するクラウド型プラットフォーム
BEAMap

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“ここに施設をつくるのは、あり?なし?”
建築の初期の初期で必要になる検証・調査業務。「ボリューム検討」「事業収支計画」「賃料相場検索」これらの業務に関するお悩みを解決します。

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360°写真は建築の新しい共通言語。建築情報を使ってバリューを生み出す
クラウド型プラットフォーム
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建物情報は重要な企業資産であるにもかかわらず、運営段階で活かされていません。b-platformは、建築の技術者が全国的に不足している状況下、専門家以外でも建物情報を早く正確に把握し、建物のオーナー、管理者、技術者間での健全なコミュニケーションを促進するツールです。






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神戸大学大学院修了。山下設計で、丸の内オアゾなどの大型プロジェクトを担当。その後、大手生保の不動産投資グループにて、数多くの投資事業を担当。現在は山下PMCで、事業会社の参謀としてビジネスモデル創出型サービスを展開。プレゼンテーション勝率9 割の実績を持つ。