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常識を疑え、とは①

おはようございます、夜空です。
ついに土曜日となりました。
たった4日しか無かった夏休みもついに折り返し、というか普通の土日に突入しました。
今こそあの名台詞を言うときです。

俺の夏休みーー終わっちゃった。

オッケー!代弁ありがとうロクサス!!ヒュー!!
とわけのわからないテンションで、本日のnoteスタートです。


さて、本日の内容は「常識を疑え、とは」です。
世の中で結構言われていることですので、どこかしらで聞いたことはあるのではないでしょうか?
かくいう夜空の仕事も、「照査」がメインですので、毎日のように自分の常識を疑う日々を過ごしています。
間違った情報を発信すると即詰む立場なのでストレスがマッハです。
正直noteを始めたのも、そんな日々に疲れて、特に調べなくても書ける幸せを噛みしめるためでもあるのですが、それは置いておきまして。

どうでしょう?
皆様は常識を疑っておりますでしょうか?
疑っているとすれば何%くらい疑っておりますでしょうか?

そもそも常識とは、紙の辞書が手元に無いのでネットの孫引きで失礼しますが、「普通、一般人が持ち、また持っているべき知識。専門的知識でない一般的知識とともに理解力・判断力・思慮分別などを含む(広辞苑)」美の国あきたネット様より孫引き、とのことです。
また、これもネットに落ちていたので本当に言っていたのかは定かでは無いですが、「常識とは 18 歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない。」とかのアインシュタイン様も言っていたそうです。
……偉人様は大変ですね。後世で色々言われていて。

まあ、アインシュタイン様の言葉はちょっと言い過ぎですね。
偏見のコレクションと言うところには同意しますが、18歳までに、は余計です。
この世界で生きる以上、何歳になったって常識は常識ですからね。

まあ、当時はまだ世界が18歳までの未来ある若者の物だったから、なのかもしれません。
我々年寄は去る者、ゆえに常識とは若者の物であるとアインシュタイン様は思っていたのかもしれませんね。
知らんけど、と夜空の頭の中の関西人が言っていますが。

つまり、常識とは、必ずしも合っている必要がない、ある意味相対的な知識なわけです。
専門的知識でない一般的知識とともに理解力・判断力・思慮分別などを含む、ですからね。
ある意味道徳に通ずるものがあります。
思慮分別を身につけるためならば、正確性は二の次みたいな感じですね。
もちろん、日常を過ごすうえで非常に大切な概念であり、否定しようと思ってはいないのですが、とにかく正確性を求める分野と相性が悪い概念だということはなんとなくお分かりいただけたでしょうか?

例えば、マイナスイオンドライヤーは髪を綺麗にする、が常識となってきている昨今。
科学者だってそれを買いますよね。だって、実際に髪が綺麗になるわけですし。
でも、マイナスイオンのことは大嫌いなわけです。
だって、科学的ではないから。その情報が正確ではないから。
研究対象じゃないから常識を受け入れているだけで、もしマイナスイオンを研究しろと言われたら「絶対に嫌だ」と言えるのが正しい科学者だと思います。
本音と建前に似てますね。
常識はいつだって建前側です。
マイナスイオンドライヤーで髪が綺麗になるのは、マイナスイオンのおかげではなく、髪を傷めない温度の風で丁寧に乾かすからが大きいでしょう。
他にも色んな要素が追加されているかもしれませんが、少なくてもマイナスイオン商品の開発初期は温度管理が真実だったと思います。

さて、以上を踏まえ、常識を疑え、のレベルですが。
これはもう分野によりますので、定義は出来ません。
例えば夜空の仕事の「照査」であれば疑い率は100%に近いです。
ほぼ毎日のように日局と言う、日本の薬に関する辞書のようなものを引いておりますし、国の出しているガイドラインも見ております。

なぜか?
常識で仕事をしていては、信用を失うからです。

逆にマイナスイオンドライヤーを売っている側は常識で仕事をしなければなりませんから、学ぶべきは常識でしょうね。
今の時代だと、SNSやテレビの情報がそれに当たるかなと思います。

例え間違っていても、それを大多数の消費者が望んでいたら、それが常識になるのです。
真面目に生きている人にとってはなんとも馬鹿らしい話です。

例えば、ラーメン発見伝の芹沢さん、この方ネットでめちゃくちゃ愛されている人なんですが、この方も真面目な人でですね。
ラーメンの味に拘り続け、あご出汁の最高のラーメンが出来たと思ってめちゃくちゃ自信を持って売ったんですが、残念ながら売上は鳴かず飛ばず、苦肉の策として他の美味しくないと思っていたラーメン店のようにあご出汁の味を殺す濃い口を出したところ、大繁盛したというエピソードが本編でありました。
その時、芹沢さんは「あいつらは情報を食べている」的なことを言っていたと思います。

あご出汁=美味しい
ラーメンは濃口が美味い=薄口はまずい
実際の味を味わっているのではなく、常識の掛け算を食べていると、そういうわけです。
実際の味では出汁の味が死んでいたとしても、情報をありがたがって食べているわけです。

これについては、夜空も情報を食べている側なので芹沢さんには言い訳しようもありません。
でも、美味しくなかったら繁盛してないと思うので、流行ってるんだからやっぱり濃口ラーメンは美味しいんだと思いますよ、芹沢さん。

さて、長くなったので①はここまでです。
それでは皆様、良い夏休みの終わりを。
ここまでは、夜空がお送りしました。

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