熊に触れる展in SARPの周辺のこと
仙台で熊の革の展示会をすることになったのは(令和6年)7月上旬であったか。
健太郎くんの好きな作家さんの展示を7月上旬に仙台のギャラリーに見に行って、それはそれはとても良くて、ここで熊の革の展示をできないものかとスタッフさんに相談したのがきっかけであった。
熊の革製品をいくつか持ってきていたので、その場にいた方々に見てもらうと、珍しさもありやはり反応は良い。展示の可否については「ぜひぜひ〜ご縁があれば〜!」という感じで、仙台からの帰り道、さっそくギャラリーの空き状況をネットで確認する健太郎くん。基本的に1週間という単位で借りなければならないようで、なんと、空いている日程が9月の中頃と、令和7年1月末頃、その先は令和7年3月からしかない・・・。人気のギャラリーのようだ。
秋田市での1回目の展示会を終えて熊の革の勢いを感じていた健太郎くんは、あまり先延ばしにして良いことはないと、9月の日程で予約を入れた。
わたし(=土日休みサラリーマン)の当初の展示会参画計画としては、9月の展示会はど平日の火曜日始まり、日曜終わり、次の日祝日だったので、休みを1日とって金曜日あたりから仙台入りして合流できたらいいかなくらいに考えていた。が、8月下旬から9月頭にかけて激務があり、それに耐えたご褒美として、夏季休暇を4日連続で使わせていただくことに成功し、なんと10連休を手にし、最初から最後まで同行することができたのである!途中から新幹線とかで行って合流するの、よく考えたらだるいのである!
そうして、6日間に及ぶ大都会仙台市青葉区での展示会が、始まり、終わった。
仙台は浪人時代1年間住んだことがあり、将来住みたいな〜と思うほど良かったので、1週間も滞在できることはわたしにとって強い喜びであった。
基本はホテルとギャラリーの往復で(それも、家から出勤してまた帰宅、という趣がありなかなか良い)、仙台の街中ぶらぶらはあまりできなかったのだが、大満足であった。地に縛り付けられているサラリーマン的感覚で言うと、平日も含めて1週間もどこかに泊まっている状態というのがあまりあり得ないので、こんなにも日常から離脱させてくれたこと、夫と熊の革に感謝している。
ギャラリーのお二方には、たいへん良くしていただいた。親鳥のように思っている。親鳥でありながら、かなり強い癒しでもあった。なついてしまった。またSARPで展示会したい。
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