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現代版「火の鳥」と呼ばれる漫画『不滅のあなたへ』をオススメされたので読んでみた #今週の1冊

「オススメの漫画ある?」って聞かれることが多いのですが、タイトルを出しても反応が薄い時は有名タイトルを引き合いに出すと話が早かったり。手塚治虫先生の名作『火の鳥』の現代版とも言われている作品をご紹介です。

不滅のあなたへ / 大今良時

【あらすじ】何者かによって 地上に投げ込まれた”球”=“フシ”は、情報を収集するために機能し、 姿をあらゆるものに変化させられ、そしてその球体は"死さえも超越する"ものであった。光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ、出会い、そして別れーー刺激に満ちたこの世界を彷徨う、“フシ”の永遠の旅が始まった。

主人公(後々、"フシ"と名付けられる)は、モノ、動物、人間……擬態をしながら再生と死を繰り返す。痛み、苦しみ、喜び、別れ……それらを経験したことがないフシにとって、目の前で起こることすべてが新しい体験。それがたとえ"悲しい"状況であっても……。特に1話はいきなり重い話です。

ディストピア感がある世界観が好きな方、『火の鳥』が好きな方、生と死をテーマとした作品が気になる方はぜひ読んでいただきたい作品です。

なお大今先生は2008年に第80回週刊少年マガジン新人漫画賞に投稿した『聲の形』で入選したお方。『聲の形』といえば、映画が記憶に新しいですよね。アニメ化も決まっている『不滅のあなたへ』。NHKの本気が見られるのかとワクワクしております……!


いよいよ21年春アニメが放送され始めましたね!今季も見るものたくさん!!目が追い付かない(笑)では!

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