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学校統廃合の記事を読んで~人口減少~

お久しぶりです。なかなか投稿する暇がなく、ようやく落ち着いてきたのでこの前読んだ新聞記事について思ったことを書こうと思う。

まずはこの記事を読んで欲しい。

岩手県大船渡市の2つの中学校の統合が白紙になった。その理由が

「校名が決まらないから」

最初に記事を読んだ時には意味が分からなかった。正直なところ、たかだか校名が決まらないだけで・・・と思ってしまう。この決定に至るまで色々経緯もあるようなのでその辺も含めながら思うことを書いていきたい。

①候補が絞られてほぼ決まっていた

今回の白紙という結論に至るまでに双方の中学校から候補がいくつか出されており、最終的に2つに絞られ委員によるアンケート(多数決)で決議が行われたそう。しかし、文句が多く今回の結論となった。2つまで候補を絞った意味は?何の意味のアンケート(多数決)だったのだろうか。地元の実力者の鶴の一声で方針が180度変わってしまうなら協議会の意味はないよね?

②校名の意義

この大船渡市は割と田舎だ。中学校自体もたしか5、6校しかなく近い将来、人口減少の影響をモロに受けて子どもの人数は減っていく。つまり、学校の統廃合はそのうち起こると考えられる。市で最終的には1校になるかもしれない。再び、校名を決める状況におかれるのだ。最終的には、例えになるがおおふなと中学校、だけになるかも・・・校名を決めるのに時間を割くのはいかがなものなのだろう。もっと他に決めることあるよね?

まとめ

今回のこのような記事は残念だし、協議委員の方たちのエゴによる決定と揶揄されても仕方ないのかもしれない。もちろん、自分の巣立った中学校がなくなるのは寂しい思いがあるのだろうと思う。

しかし、過去ではなく未来やそれを担う子どもたちのためを考えて是非次の機会には統合に向けた前向きな話し合いをしてほしい。

また、このようなことはどこの地方でも、田舎でも起こりうる、既に起こることなのだと思う。ぜひ、一部の人のエゴや感情で決議をせず、子どもたちや先を見据えてほしいですね。

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