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どうってことない日常は、案外、知らないことだらけで楽しいものである。

だいぶ前の話。

北海道の星、イトーダーキさん(副社長)と詩人なとふむらさん(大学生)のスタエフにて、二人でオススメのアニメや本を紹介し合いっこしていた。

なとふむらさんオススメの本をイトーダーキさんが未読だったことに対して、なとふむらさんのリアクション。

知らないって最高じゃないスカ!
これからあの楽しさを知ることができるなんて!

確かこんな感じだった



「知らないって最高」

こんな素敵言葉がサラリとでてくる彼らの会話、最高である。

なるほど。

中途半端に年をとってしまい35歳なり。

何かと知ったかぶりをしてしまいがち。

けど、実際、知らないことだらけ。

やったことないことだらけ。

みたことのない景色もたくさん。

まだまだ出会ったことない感情もある。


***

ときに、保育園の送迎は、基本的に私の役目。
正確には週4。
水曜日は嫁が担当している。


子育てする前は、保育園に行く機会なかった。
ところがどっこい、日常の風景になった。


朝の準備はバタバタだし、仕事終わりのお迎えがしんどいときある。けど、なんやかんやで楽しい。親にとって、1日の終わりのご褒美ともとれる幸せな時間だ。


歩きかけの次女は、お迎えにきたボクを見つけるとニターと笑って、ハイハイでこちらに向かってくる。仕事やら何やらの疲れが吹っ飛ぶ瞬間である。


もうすぐ4才になる長女は、チャリの後ろでお歌を歌ったり、保育園の出来事を話してくれる。今しかない貴重な時間だよなぁとしみじみ思う。



ある日の長女、チャリンコの後ろで1日の出来事を語る。

同じクラスの男の子にオモチャでペチンと殴られたそうな。


ワイの脳内でチャゲアスが流れる。

男子め。
ヤーヤーヤーしたろか。

い〜まか〜ら一緒に〜♪
今から一緒に〜♪

とな。
すこ〜しだけ思った。
本当すこ〜しだけねw。
ま、我が娘が殴られたら、思っちゃうよ、そりゃw。


よよ「ドンマイやったな、その子謝ってくれた?」

と長女に聞く

長女「謝ってくれなかったー」

と返答

よよ「そっかー。(その子)あかんなー。悪いことしたり、お友達に嫌なことしたら、ごめんなさいしなあかんのになー」

と話す

よよ「泣いた?」

と聞く

すると一言。

長女「泣いてないけどさ、なんか悲しい気持ちになったー」

とな

その後、長女には、周りの人を悲しませるようなことしたらあかんよと話をした。



晩ごはんの時、嫁さんと話す。
こんなことあったよと共有して、笑い合う。


いやはや、長女よ。
しっかりしてきたなぁ、偉いなぁ。
ちゃんとわかってるなぁ、とな。


ほんと切に願う。
このまま心優しい人に育っておくれ。
頼むで。

とな。



・最後に一曲


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