【オススメ書籍】論点思考の実践に役立つ書籍 -プロフェッショナリズムと問題解決の実践-
コンサルタント向けによくオススメされている書籍である、論点思考、仮設思考。
抽象的なテーマに解をだす業務に対し、
効率的でかつ効果的な思考のステップがまとめられる書籍であり、
コンサルのみならず、事業会社のスタッフにおいても、非常に役に立つ。
一方で、実際の実務で実戦になると・・・という点をより具体的に記載されているのが今回の書籍。
著者は、コンサルのパートナーまで勤められ、今は独立されている方で第一線で活躍されていた方。
■この本を読むと良い人
■この本で学べること
■メモ
①論点立て〜仮説立て〜空雨傘を用いるときの留意点
自分が考慮できていなかったのは、論点立てを行う際は行動につながるように置くべきという点。
・〇〇の市場が魅力的か?ではなく、
・〇〇の市場に参入すべきか?と立てる。
そして、参入すべきかどうかを判断する中論点をMECEに立てていくというステップ。
MECEに分解することが目的ではなく、適切な行動に導くためにもれなく検討されていれば問題なし。
ここで言えば、市場を参入すべきか判断する時に分岐になるのは何かを中論点で語る必要がある。
・市場の規模
・市場の成長性
・自社のケーパビリティが活かせるか?等々
そして、必ず論点に対して仮説を立てる。
・〇〇が〇〇であるならば、〇〇であるという仮説
〇〇という前提が成り立つか?前提が成り立ったときに〇〇になるのかを検証していく。
その仮説検証の際に空雨傘という思考を用いる。
・事象、解釈、行動への示唆という流れになる。
この仮説を検証するためにどんな定量データが必要なのか?
定量データに対して、論点に基づき空雨傘の思考を用いる。
自身の反省としては、
論点に照らさなければ、適切な解釈ができないというのは自身が思考できていなかった。
論点は論点、空雨傘というフレームは空雨傘という形で捉えており、論点→仮説→空雨傘の流れが繋がっていなかった。
いくつかの自身の持つテーマで改めて、実践を行いつつ、論点思考とこちらの書籍を半年ごとに読み返しながら、基本の基として叩き込んでいきたい。
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