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【雑感】エンゲージメントについての諸々
よく言われるエンゲージメント向上というのは何か?改めて簡単にリサーチをしたのでメモ。
総論としては、
・各社によって、微妙に定義が異なるということと、そこまで科学されてるようでされていない印象を受けた。
・エンゲージメントの構成要素は整理されるが、それぞれがどんな影響を与えあって、アウトカムに影響しているか?
というのは感覚的にわかるが、科学的にはそこまで証明されていない様子。
・問い:自社におけるエンゲージメント向上には何が必要か?
・プロセスイメージ:定義→必要性→どんな構造、どんな仕組み→先行事例(どんな前提)→自社への転用可能性→転用後の効果検証設計
①エンゲージメントとはなにか?
②なぜ、エンゲージメント向上が必要なのか?
ー構成要素と因果構造はどのようになっているか?
③どんなプロセスで向上していくのか?
④いかに効果検証し、成功とすると良いか?
①エンゲージメントとはなにか?
・エンゲージメントとは、企業と従業員との間での信頼関係を意味する。
・より具体的には、大きく分けて3つに整理することができる。
※どのように砕くか、整理するかはばらつきがあり、1つの整理の仕方。
1.仕事へのエンゲージメント:仕事への前向きな姿勢や受け止め方を表す(仕事の意味や価値を理解し、日々の仕事に成長や貢献実感を持つか)
2.職場へのエンゲージメント:職場の目指す姿や目標の達成に、自ら進んで貢献したいと思っている。
3.会社へのエンゲージメント:会社の理念、製品・サービスに共感し、誇りや愛着、将来への期待を持てている。
②なぜ、エンゲージメント向上が必要なのか?
エンゲージメントサーベイを導入の目的としたコラムが多く、経営層からの視点では、以下のようなメリットを謳うものが多い。
従業員エンゲージメントが向上することで、組織にコミットして働くことによって、以下が見込める。
・業績の向上:高いモチベーションを保つ従業員が長く働いてくれることを通じて、サービス品質向上、ひいては売上・利益の増加につながる
・定着 :愛着を持ち、信頼関係を維持できる企業であれば、可能な限り長く働きたいとなる。
③どんなプロセスで向上していくのか?
一部要素が、何に大きく影響していそうかという個別調査結果があるものの、大原則となるものはまだなさそう。
どんなステップで、何に力点を置くのか、ノックアウトは何か?というところまで整理できると施策設計まで落とし込みやすい・・
仮説だと、大前提の職場信頼→目の前の仕事への意味・価値→会社・事業への共感のように感じる。
まずは目の前の日常がどう捉えられるかが重要な気がする。
出典:https://rc.persol-group.co.jp/consulting/survey/column/202003101542.html
④いかに効果検証し、成功とすると良いか?
診断し、改善するというサイクルを回すことを推奨するサービスがほぼ。
過去基準比較、導入有無組織の比較、同業界・同規模比較(個別性が高くあまり意味ないかも)あたり。
エンゲージメントサーベイ上は判定できるが、業績因果、定着因果は時間軸が長い、因果までの変数が長く、判定が難しい印象。
周囲が納得できる、中間指標なるものを置けると良いか。
例)いずれも相関があることが条件のような気がするが、
業績向上:業績よりももっと手前の行動指標
定着 :定着よりもっと手前の指標
出典:https://www.motivation-cloud.com/hr2048/38338
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49290480S9A900C1000000/
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