車を運転すると言うこと(25):運転中に話しかけられるということ
晴天の中を走り、カーステレオをBGMに、優雅にトークをしながらのドライブは、大変に楽しいことでしょう。
とりわけデートなどの時は、男女の仲ですから口喧嘩もあるかもしれませんね。
でも、ドライバーは同乗者にはなかなかわかりにくい負担がかかっているのです。そこには配慮をしていただきたいと思います。
運転時ドライバーは当然視界から道路交通情報を確認しています。
ドライバーが見る必要があるのは、フロントグラス、ルームミラー、左右のバックミラーの他、前方を走る車の窓越しにその先の交通状況を把握しようと努めます。
さらに耳でも他車のエンジン音などを聞いて、接近してないかどうかを確認します。
踏切などでは電車が近づいてないかどうか窓を開けて確認します。
クラクションが聞こえた場合は、それにより対処することもありますし、必要に応じて見通しの悪いところなどは自らクラクションやパッシングをしたりします。
自分の車と極端に速度の異なるバイクやスクーター、自転車や歩行者など、気を使う場面は多々あります。
ぶつかるどころかかするだけでも大惨事につながることがあるからです。
このように、見た目以上にドライバーって神経を使うのです。
周りの交通に気を配るあまり、同乗者との会話がどうしても上の空になることがあります。
なので運転しているときはそんなものだと思って下さい。
大事な話や喧嘩などは車が駐車してからにしましょう。
ましてや運転中の部下に仕事のことを延々と話したり、作業指示をだす上司と言うのは信じられません。
メモをすることも出来ないのですから。
そんな人は上司失格だと思います。
気を取られることを言われ、その結果事故を起こしてしまうと、どんなに同乗者がひどいことを言っていたとしても、全部ドライバーの責任になるのですから。
同乗者も最低限の配慮をお願いしたいところです。
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