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自分の中の飽きと向きあおう

オタクのグッズ整理をしたい、アニメやゲームに時間を使いすぎて大変…!
という人の解決方法記事になります。

オタクだとあるあるだと思うのですが、もうかなりその作品に前ほどの情熱がないにもかかわらず惰性で漫画を買い続けたり、揃ってないと嫌だから、人に誘われたから…というような理由でグッズを購入したりすることがあると思います。

懐に余裕のある人ならそれでもいいかもしれませんがそうでない人は作品も取捨選択、断捨離をした方が良いかもしれません。

もし、缶バッジを何十箱予約していたけどやめたい、推しは好きなんだよなでもこの行動は飽きてきた…でも何度も言うように推しは全然飽きてない!

という人は、推し方の行動を変える、数を減らす…といった段階的な対応をしてきましょう。すぐに減らすことは無理なので、例えば今まではめんどうだからと推しじゃないのになんとなくとっておいたキャラから手放すことに慣れてください。

次に推しの絵柄でもこれは顔がイマイチだから好きじゃない…フィギュア買ってみたけど、自分には向いてなかった。

など、推しではなく『絵柄』や『物』として考えて見直すとよいかもしれません。

本当は推し活がメンタル的に厳しくなっている、飽きている、などにも関わらず、惰性でやっているとしたら、本当は心は次のステップを求めているのかもしれません。

推し活の時間で美容に力を入れたいんだよな…推し活のお金で本当は長年の夢だった海外留学に行きたい…親元を離れて引っ越しをしたい…

老後の資金にしたい、足腰が悪くなった祖母のためにリフォームしてあげたい…ずーっと心の底に合った不満や不安、夢と向き合うタイミングなのかもしれません。

単純に作品に飽きた。
同じような展開ばかりで飽きた、他に好きな作品ができた…

という時は、作品数を絞るというのは手です。

グッズを資産と考えるなら、あなたが飽きた時点で、他の人も展開に飽きており、時間がたてばたつほど資産が暴落する可能性があります。

最近は前に押していた作品をメルカリで売って、そのお金で次の作品の購入資金にする。という行動もかなりメジャーになってきているようです。

過去にハマっていたものに再熱しやすいんだよね。という人は単行本や画集、写真集、Blu-ray、フェスグッズなど、2回目にハマりなおしても使いやすいものを残す。限定ものは手元に残して、いつでもたくさん流通している立ち絵グッズなどは手放す。

など、流通数に合わせて手放すものを決める。というのも手です。単にグッズ集めに飽きた人は

オタ活と物欲は別物だとすっぱり割り切れている人だと思います。

グッズを集めることに飽きたのであれば、グッズを使ってみる方にシフトしたり、創作や経験にお金を使うという方にシフトすると部屋はキレイになっていきます。

同じお金でもモノを買った場合は買ったその時が喜びのピークで、その後、モノの価値は下がっていきます。

しかし、経験にお金を払った場合、思い出すたびにその価値は下がらず、むしろ死ぬまで並行していくということが脳科学的にも分析されています。

たとえばモノを買うにしても、旅行先などに推しのぬいぐるみを連れていく…などの場合はモノではなく経験にお金を使っていますので、ぬいぐるみが仮に1000円だとしてもそれ以上の至福があります。

しかし、なんとなく推しの絵柄は全部欲しいからとランダムボックス5000円で買った缶バッジ400円は飾るところもないのでとりあえず押し入れの中の箱にしまう…

とした場合、5000円を使ったのに、得られる経験は0なので0円の価値になります。

そのジャンルに飽きて5年もたって久しぶりにあかずの押し入れを開けてみるとなんとそこには錆びた缶バッジが……ということに。

定期的に自分の中の飽きと向き合うとそんなことも無くなります。3か月から半年に1回、部屋の中を見回して、飽きがきているかどうか、手放すかどうかを見直すと、その時にああ、もうこれいいかも。

というタイミングが出てきます。なるべく早いタイミングでグッズの状況を確認し、手放していれば古いグッズを探していた人に譲ることができます。

市場価値が下がる前に手放せますので、お金にかえることもできます。部屋も定期的にスッキリするので、今気にいっているグッズがきれいに飾れます。

そうやって何度も何度も整理ループを繰り返すと、ミニマリストとしての目が肥えていき、手放しやすく…そして購入時のストッパーがききやすくなります。

人間は変わっていく生き物です。

一つの作品にずーっと同じ情熱をかけ続けられる人間はこの世にいません。

私は違うわ!と言う人がいると思いますが、あなたもアンパンマンやおかあさんといっしょと卒業しましたよね?

オモチャ(グッズ)を今も買ってますか?
(今もアンパンマンガチ勢の人ゴメンなさいあくまでたとえです)

コンテンツというものは卒業をしても好きなままでいていいんです。飽きた…のではなく、成長して手放した。

そういうことなんです。

自分の中の飽き……成長に目を向けてみましょう。
ひとつのことに固執せず、ゆっくりと呼吸をしてみませんか?

グッズ整理は心の整理です。
整理して売っちゃうことや、コンテンツを卒業することを悪いことだと悪いことだと思わないようにしてくださいね。

身の丈に合わないオタク活動、健康を害するようなオタク依存はやめるようにいたしましょうね。

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