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Songs Of Distant Earth -遥かなる地球の歌- (Mike Oldfield) #私を構成する42枚 より

#私を構成する42枚
より15枚目の紹介はMike Oldfieldの『Songs Of Distant Earth -遥かなる地球の歌-』(1994年)です。

アーサー・C・クラークの同名小説にインスピレーションを受けて制作した音楽絵巻。
大地と宇宙との深い繋がりを感じさせる、果てしなく壮大な作品。

メーカー・インフォメーションより

マイク・オールドフィールド(Mike Oldfield)はプログレ界でも少し異質な存在であると思います。
バンドではなく一人ですからね。

彼を知ったのはやはり代表作である『Tubular Bells』です。
伝説的ホラー映画『エクソシスト』で使用されたことでも有名ですね。
映画の雰囲気にとてもマッチしていて、どうしてもあのおどろおどろしいイメージが先行してしまいますが、凄く美しい作品ですよね。

この『Songs Of Distant Earth -遥かなる地球の歌-』は、というよりマイク・オールドフィールドに関しては私より友人が好んで聴いており、彼から教えてもらうことが多かったです。
この作品もそうです。
そして当時は金欠なところもあって、家電量販店の中古コーナーで買ったのを覚えています。(スミマセン……)

マイク・オールドフィールドは基本ギタリストですが、コンピューターミュージックにも非常に精通しており、アンビエントやイージーリスニング系でも力を発揮するマルチ・ミュージシャンですね。
一人で全部やる、私の憧れです。

この作品はとにかく美しい。
そしてかのアーサー・C・クラークの小説をイメージしているとあって、壮大な宇宙を感じさせてくれるので、SF好きな私としても大好きな作品です。

また、マイクは2002年に『トレス・ルナス』 - Tr3s Lunas aka Tres Lunasを発表しますが、これまた宇宙系とあって素晴らしい作品で、どちらにしようか迷いました。

もちろん、超有名な女性ボーカル曲『Moonlight Shadow』もいいです!

そして1996年『ヴォイジャー』 - Voyagerでは自身のルーツにもつながるケルト音楽を制作しますが、ここではギタリストとして、とてもエモーショナルなプレイを披露してくれます。

エレキギターの表現力も凄いと思います。ジェフ・ベックばりのボリューム&トーンの操作、アーミングではないでしょうか。

マイク・オールドフィールドは、心を落ち着けたいときによく聴く作品が多いです。
偉才ブライアン・イーノとはまた違った、ある種のピュアさが彼にはあるんですよね。


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