人生初めての入院で恐怖を感じた日

先日私は腎臓に異常があるかも〜とお医者さんに言われ、念のため検査入院をしました。

人生初めての入院。といってもたったの1週間くらい。

私は病院で寝泊まりすることが怖く、ただただ不安だったのですが、案外快適に過ごせました。

看護婦さんも優しく、めっちゃ心配してくれるので「こんなに体の心配してくれたのオカン以外初めてや……」と感動しました。

退院してからは看護師さんが身の回りにいてくれないので少し寂しいです。

しかし1つだけめっちゃ怖かったこと。それら深夜2時に必ず聞こえて来る

「おとーさぁん……、おとーさぁぁぁん!!!!」

という掠れ声

「え……!?これはまさか……心霊現象!?」と思われたかもですが、安心してください。
私の病室とは違う方の声です。

入院初日は「まぁ病院ってこんなもんよな…」とへっちゃらだったのですが、3日目から急に恐怖に襲われました。

12時くらいに眠りについたのに、深夜2時に目覚めてしまい、

「あ……まだ起床時間まで5時間以上あるよ……でも寝付けない…」

と思った直後に、あの「おとーさぁん……、おとーさぁぁぁん!!!!」

というこえがきこえてきて、

「ひぃ……!!!!また!?他の人は聞こえてるのか……?なんでよりによって目覚めるタイミングで……!」

私は声に対する怖さと寝たいのに目がギンギンになってしまいどう頑張っても寝付けない状況に慌ててしまいパニックに。

一旦「こわいこわいこわい!!!」てなると些細なことでも怖くなっちゃって悪寒がしまくるゾーンに入ってしまったんです。

耳栓がなかったのでイヤフォンをさし目を瞑るが微かに聞こえて来る「おとーさぁん…」の声。

「はっ……やばい…このまま何時間も耐えられん……やばい……こわい………!!!!」

と思っていたら朝になってました。ちゃんと寝れました。

何度か看護師さんに「あの深夜に聞こえて来る声ってどこからなんですか?」と尋ねようと思いましたが、「え?そんなんありましたか?」と言われた日にゃもう眠れないどころではないので、やめときました。

そんな恐怖以外にも尿道に管を挿したり、腎臓に針を刺したりなど、色んな意味でこわい体験をしました。

私の人生に老舗のおいしいたまごサンドくらいよ厚みが出たように感じます。

これから入院をする方におすすめしたいのは、耳栓を持っていくことです。

夜中にどんな声が聞こえようとも、耳栓があればぐっすりできること間違いなしですので。

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