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先制したら脅威の勝率7割超え!?立浪竜6カードぶりの勝ち越しにファン安堵!!さらに根尾昂投手も進化が止まらない!?そして元ドラゴンズの移籍組に明暗が…!?

7/8 中9-2広 ○
7/9 中0-7広 ●
7/10 中2-1広 ○

~試合結果~
7/8 中9-2広 ○

先発は松葉貴大投手。ローテ間隔を狭め、中5日の先発登板となるも、まさにバンテリンの申し子と言っても過言ではない、持ち味を活かしたピッチングで6回2失点と好投!!

一方打線は今までの鬱憤を晴らすかのように大爆発!!

初回大島洋平選手の2ベースヒットからビシエド選手のタイムリー5試合ぶりの先制打を決めると、2回裏には高橋周平選手のヒットから大島洋平選手と岡林勇希選手の連続タイムリーで加点!!

さらに3回裏にはビシエド選手のヒットアリエル選手の2ベースヒット、三ツ俣大樹選手の四球から無死満塁のチャンスを作ると、またも高橋周平選手がタイムリー2ベースを放ち、さらに松葉貴大投手もタイムリーを放ち広島のエース大瀬良大地投手から7得点と大爆発!!

さらにさらに6回裏には岡林勇希選手のヒット、阿部寿樹選手の2ベースヒットからビシエド選手がタイムリーを放ちダメ押しを決めると、7回表からは森博人投手がピンチを作りながらも無失点に抑え、広島打線の反撃すら許さないピッチング!!

そして8回表には、またしても根尾昂投手が登板!!

先頭打者の広島の忍者、菊池涼介選手スライダーで空振り三振に仕留めると、続くNPBシーズン安打記録保持者の元メジャーリーガー秋山翔吾選手との対戦では自己最速タイの球速152キロを記録し、結果秋山翔吾をファーストゴロに抑え、さらに広島の主砲マクブルーム選手をスライダーでセンターフライに抑え、広島の上位打線相手に三者凡退のピッチング!!

そして8回裏にはビシエド選手のタイムリーでまたしてもミラクル8が発動すると、最後は独立出身かつ元広島の新助っ人タバーレス投手が来日初登板となり、古巣広島打線相手に挨拶代わりのピッチングで見事に抑え、ドラゴンズ連敗を3でストップさせました!!

7/9 中0-7広 ●

先発はエース大野雄大投手。前回の阪神戦では試合前に急遽登板回避となり、中14日ぶりの先発登板となりましたが、2回表に先制を許すと、5回表にマクブルーム選手に3ラン、小園海斗選手に2ランを浴び5回6失点と大乱調のピッチングとなってしまいました。

一方打線もこちらも無惨、前日とうってかわり、またしてもチャンスを作るも併殺打等でチャンスを潰す自滅の刃の攻撃で広島先発森下暢仁投手相手に成す術なく封じ込まれてしまい、ドラゴンズ今季16度目の完封負けを喫してしまいました。

7/10 中2-1広 ○

先発は柳裕也投手。最後の勝ちが6/5のソフトバンク戦と1か月近く勝ちに恵まれておらず、今回こそはという試合で初回岡林勇希選手の内野安打から阿部寿樹選手のタイムリー2ベースで先制すると、2回裏には相手のミスから追加点を上げ、柳裕也投手を援護!!

その柳裕也投手も卓越したピッチングで広島打線を翻弄し、終盤の7回表に無死満塁のピンチを作りながらも、犠牲フライによる失点だけで抑え、広島打線相手に7回1失点と好投!!

そして8回表にはジャリエル投手の怪我による離脱から代役のセットアッパーに抜擢された清水達也投手が無失点に抑えると、最後は竜の守護神ライデル・マルティネス投手がピンチを作りながらも力で捩じ伏せるピッチングで広島打線の反撃を抑え、ドラゴンズ6カードぶりの勝ち越しとなりました!!


~感想~

ようやくカード勝ち越し、実に6カードぶりの勝ち越し…!!長かったですね…!!

この勝った試合はドラゴンズが先制し、負けた試合は先制された試合なのですが、実はドラゴンズの

先制された試合の成績は
7勝38敗 勝率.156

なのに対し、先制した試合に関しては
26勝8敗 勝率.765

と、まさに先制するかしないかで試合の勝敗がほぼ決まってしまう状態にあります。

打線の状態もそうですが、やはり先発投手陣の踏ん張りの部分も大きく、最近の先発投手は概ね初回か2回に失点することが多々見受けられていたので、今回のように先発投手が与えられた役割を遂行すれば、勝ちに大きく繋がるかと思います。

打線についても現状では3番阿部寿樹選手、4番ビシエド選手、5番アリエル選手、6番高橋周平選手という形になっているので、いかにこの中軸が打点を挙げるかで勝敗は決まるでしょう。

ただひとつ深刻な問題なのが、木下拓哉選手が想像を絶するほどの絶不調に陥っていることで、

7月の月間成績が、
打率.154 0本 0打点 OPS.407
得点圏打率.000
さらに打点を挙げたのが6/10の日ハム戦が最後、本塁打に至っては5/20の広島戦が最後

と、とんでもなく酷い状態になっています。

木下拓哉選手はオールスター捕手部門でファン投票1位で選出されたのですが、このままではそれに見合う活躍が期待できないので、なんとしても木下拓哉選手には復調してもらいたいです。

またリリーフ陣もジャリエル投手の離脱という緊急事態に対し、清水達也投手がセットアッパーに抜擢され、元メジャーリーガーの秋山翔吾選手を併殺打に仕留める等、今回見事セットアッパーとしての役割を果たしてくれました。

清水達也投手は高卒5年目の投手ですが、今季の大卒ルーキーと同い年です。去年先発投手として1試合しか一軍登板していなかった投手ですが、リリーフに転向したら見事に覚醒しています。

この調子を維持し、さらなる飛躍を遂げてほしいです。

そしてまたしても根尾昂投手が今度は大量リードの展開で8回表に登板し、広島の上位打線を捩じ伏せました。

今回はマクブルーム選手の打席で新たな変化球としてカーブを投じており、さらに根尾昂投手が三振に抑えた打者もこれで、岡本和真選手、塩見泰隆選手、佐藤輝明選手、菊池涼介選手となり、名だたる強打者を抑えたことになります。

まだまだ根尾昂投手の進化は止まりません。その証明か、8月1日に行われるプロアマ交流試合の23歳以下のNPB選抜に根尾昂投手が選出されました。

根尾昂投手の伝説は始まったばかりです。大きく成長してほしいです。

そして次はセ・リーグの首位独走中のヤクルトとの試合なのですが、実はヤクルトはコロナ陽性者27人と、とんでもなく最悪な状態になっています。

ドラゴンズとの試合はいる選手だけで試合をやるとのことですが、そもそもこんな状態で試合をする予定なのが意味不明です。

しかし試合をやる以上はできることをしっかりやり、精一杯戦ってほしいです。



さて、話しは変わりますが、元ドラゴンズの移籍組に明暗が分かれる事態が起きました。

まず悪いニュースに関しては、ソフトバンクへFA移籍した又吉克樹投手が7/8の日ハム戦で打者1人投げた所で緊急降板し、その後の精密検査でリスフラン関節損傷、内側楔状骨骨折、舟状骨骨折と診断されたと発表され、競技復帰まで3ヶ月前後となってしまいました…

又吉克樹投手は移籍後もソフトバンクのセットアッパーとして文句なしの活躍をし、オールスター中継ぎ部門ファン投票1位でオールスター選出が決定していたのですが、それが無に帰してしまう大怪我となってしまいました…

又吉克樹投手に関しては移籍後も応援していたのですが、なんという試練か…とにかく受け入れ難い事実ですが、まずはゆっくり治してほしいです。

それにしても人的補償でドラゴンズに加入した岩嵜翔投手とFA移籍した又吉克樹投手が揃って大怪我するとは、一体岩嵜翔投手と又吉克樹投手が何をしたというのか…ショックです…


そして良いニュースに関しては、その前に、7/8にドラゴンズ石岡諒太選手とオリックス後藤駿太選手のトレードが成立しています。

トレードの詳細はこちら↓↓

そのオリックスに移籍した石岡諒太選手が移籍後即一軍登録されると、7/9の試合では代走で移籍後初出場し、さらに7/10の出場では1番レフトでスタメン出場し、移籍後初のマルチ安打かつプロ入り初の長打となる2ベースヒットを放ちオリックスの勝ちに貢献し、見事、移籍後初のお立ち台に上がりました!!

ドラゴンズファンとしても非常に嬉しい活躍です!!
去年までプロ通算1安打の男が掴んだサクセスストーリー!!まさに奇跡です!!

オリックスファンの皆さん、これが30歳の苦労人、石岡諒太や!!










石岡選手「僕はここ(オリックス)にいてもいいんだ!!」

山本投手「おめでとう」
吉田正選手「おめでとう」
宮城投手「おめでとう」
宗選手「おめでとう」
福田選手「おめでとう」
平野投手「おめでとう」
中嶋監督「おめでとう」
福良GM「おめでとう」
オリックスファン「おめでとう」
ドラゴンズファン「おめでとう」


オリックスにありがとう

ドラゴンズにさようなら


そして全ての石岡諒太ファンへ、


おめでとう


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