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ビジネスセンスがない貴方へ

今回は、MUPカレッジというというオンラインスクールで学んだことをアウトプットしていこうと思います。

このオンラインスクールは株式会社Limが運営しており、その代表は27歳にしてGoogle、SMS、リクルートを経て株式会社Limを企業された竹花貴騎さんです。その竹花さん自ら講義をしてくれた内容を今回はしっかりアウトプットしていきますので、是非最後まで読んで下さい❗️
何故今回この内容を取り上げたかというと、多くの人に今の時代の性質を理解してもらいその中で正しい武器を身につけることで生き残って欲しいと、思ったからです。

では早速参りましょう‼️

目次
1.ビジネスセンスとは
2.物事は正直に伝えるな
3.人は買わない理由から探す
4.比較される時代にこそ必要なスキル

1、そもそもビジネスセンスとは何か?

たまに聞く言葉ですが、ビジネスセンスとは何かを聞かれてすぐに答えられる方は少ないのではないでしょうか?もちろん私も答えられなかったです笑。

センス=感覚なので、具体的な言葉に落とし込むのが難しいです。
センスといっても色々あります。営業、広告、マーケティング、経営、講演。
これらのセンスがない、とはどういうことなのか?
竹花さんは次のように定義しました。

センスがない=感覚刺激スキルがない

感覚スキルとは?

感覚刺激スキルとは、見えないものを見せるスキルのことです。

例えば、コンビニでA「からあげ100円です」とだけいう場合とB「からあげ、揚げたてとってもジューシーです」という場合、皆さんならどちらから買いたいですか?

おそらくBの方を買いたいと思われるのではないでしょうか?
この相手の感覚を刺激するスキルこそがビジネスセンスなんだという訳です。

2.物事は正直に伝えるな

竹花さんは、物事は正直に伝えるなとおっしゃっています。何故なら、物事を正直に伝えては脳に情報が全く入らないからです。
人は、Aのものを見聞きしても頭の中ではBが浮べてしまいます。
例えば唐辛子。私たちは唐辛子が赤くて辛いことを既に知っています。知ってるにも関わらず激辛唐辛子という紹介をされたとしたら、皆さん印象に残りますか?おそらく唐辛子なんてそんなもんだよ、と聞き流すのではないでしょうか?
そこで重要なのが、

Aを伝えたいなら共感を伝える

             ということです。

これをTSA(Two Steps Ahead)と言います。
(竹花さん考案)

これを先程のはone step aheadといい、もうすでに頭に浮かんでいるので全く刺激ないものです。これだとビジネスセンスに欠けます。

では、共感を与えた場合どうなるのか(TSA)?

「汗が滝になるダイエット唐辛子」

このように言われると脳が刺激され、汗が滝?ダイエット?→とてつもなく辛いんだな、
となる訳です。
これだと、めちゃめちゃ印象に残ります。

この章で何が言いたかったかというと、正直に伝えてしまったら脳に刺激はないから誰も見向きもしないんだということを知って下さいということです。


3.人は買わない理由から探す

まず、知っておいて欲しいのは人はお金を払うとき、ネガティブから入るということです。
私も買い物をする時、買う必要があるのかと常に自分に問いかけています。

例えば、マーケティングの場合。
ネガティブから入ります。難しそうだな(データ、分析、グラフ、専門性、パソコン)。
これをポジティブに変えない限りはマーケティングは売れません。
ではどうやってポジティブに変えて行くのか。難しいの対語は簡単(シンプル)だからシンプルマーケティングといって売る。これだとビジネスセンスに欠けます。
相手の脳を刺激して記憶に残るような言い回しが必要です。
具体的になにを言えばいいのか。実際に竹花さんはこのように言うそうです。

おばあちゃんでもできるマーケティング

強烈ですね。「おばあちゃんでも分かる」というフレーズで脳が刺激され、色々なことを想像してしまいます。おばあちゃんでも分かるのであれば、簡単で親切でやさしくシンプルなんだろうなという想像が勝手に引き起こされ、印象に残ります。

ところで、何故脳を刺激して印象づける必要があるのでしょうか?

それは、今は比較の時代だからです。その場で買って貰うことは難しくなってきています。なので、持ち帰ったとしても記憶に残す必要があるのです。

なので、2章でも書いた通り物事を正直に伝えては脳に情報が入らないから、

A(簡単)を伝えたいなら共感を伝える。

ということが重要なんです。これが、ビジネスセンスと言われるものです。

これをStory Tellingと言います

4.比較される時代にこそ必要なスキル

今の時代その場で即決して貰うのは難しいという話をしてきました。

こんな時代を生き抜くために竹花さんはビジネスセンスのフレームワークを作ってくださいました。
それが、VCIMと呼ばれるものです。

V→商品・サービスを言語化
C→お客様が商品・サービスを見て何を想像するか?
I→改善・解決の言語化
M→共通認識に変換

実際にやってみましょう!
COD ROE(たらの卵)をニューヨークに流行らせたいとします。

V→たらの卵
C→グロそう
I→高級・美味
M→spicy caviar(外国人が共感できる高級で美味しい魚の卵)
となる訳です。
以上がビジネスセンスのフレームワークになります。

例をさらに上げるとすると、
オリンピックボランティア募集→オリンピックゲームメーカー募集

日本一暗い村→日本一星が綺麗に見える村

など本当に伝え方次第だと思います。

多くの方に今の時代の性質を知りこの武器を正しく使うことで、生き残り、そして成果を上げていって欲しいと思います。
私も新卒で営業に配属されるので、非常にためになる内容でした。
これから実践していき、その結果を皆さんと共有できたらと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました❗️
それではごきげんよう。