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若いころ「些細なこと?」にあこがれたことってありますか?

みなさんは雨天時に外出する必要があるとき、傘を差すという意見が多いような気がします。

僕もその一人で、自転車に乗るときも、傘を利用することが大半でした…って自転車に乗るときに傘を利用したらダメなことくらいわかっていたのですが(確信犯)

あっ!高校に通学する際だけは、指定された雨具を着ていましたよ~(だったら、なおさら常に雨具を着て自転車に乗れば良いのに…)

すいません

えっと~そんな僕ですが、車いすが必要になってからは傘を差しながら移動する難しさにぶち当たったというのか、思うように使えない日々が続きました。

なせなら、車いすを進めるには両手でハンドリムを回す必要があるため、「傘」を持つための手がないから!

車いすに傘をくくりつけられるホルダーがあるのは知っていたのですが、何かかっこわるいというか、僕の性に合わなかったので試したことはありません。なんとかならないかと思っていたころ、器用に傘を差しながら車いすを漕ぐ先輩の姿を拝見する幸運に恵ます。(まだ僕が20代だった若いころです)

(わ~すごいな~僕もやってみたい!)

彼の姿にあこがれた僕は、しばらくの間どんなに悪天候であっても雨具を着ることなく、見よう見まねで傘を差して移動していた時期があります。

やり方は、以前紹介した「車いすに乗った状態で、買い物カート・台車・もう1台の車いすを同時に動かす方法」と似ています。

・右手で傘を持ち(差し)、左手でハンドリムを回す

・それを繰り返せば、車いすは右に曲がってしまうので…

・数回ハンドリムを回したら、左手に傘を持ち替え(左手で傘をし)、右手でハンドリムを回す

・それを繰り返せば、車いすは左に曲がってしまうので…

・数回ハンドリムを回したら、右手に傘を持ち替え(右手で傘をし)、左手でハンドリムを回す

上記したことを延々と繰り返せば、いずれ目標地点まであまり蛇行することなく・濡れることなく行くことが可能です!

それじゃ~濡れちゃうよ~
それじゃ~濡れちゃうよ~

以前、職場からlkm程度離れた天丼もない契約駐車場を利用していましたのですが、当時は傘差し移動に熱心というのか…半ば意地になっていたので、どんなに悪天候でも雨具は着ませんでした。

ある日の事です。

台風到来で雨がじゃんじゃん降って横風も吹く中、傘を差しながら移動していると、強風であおられてしまい道路脇にある排水溝にキャスター(車いす前方の細い小さなタイヤ)が挟まって動けなくなってしまいます。

「大丈夫ですか~?」

「あっ、すいません排水溝にはまって動けなくなっちゃって…」

心配して声を掛けてくれた人のおかげで動けるようにはなりましたが、すでにずぶ濡れで傘はボロボロ…

泣く泣く車へ向かった記憶があります。

大丈夫ですか~?
大丈夫ですか~?

そういう苦い経験や、ものすごく体力と根気と時間が必要になることがネックとなって、オジサンになった今は傘を差さなくなってしまいました。

※小雨であれば半防水?のツバが広めの帽子をかぶり、激しい場合は雨具を着ています。

道路の両脇にある排水溝ですが、雨などが集まりやすいように、道路の中心からなだらかな傾斜が付いているのを知っていますか?この傾斜が、傘を差しながら(片手でハンドリムを回して)車いすを進める際の大きな弊害だったと記憶しています。


いかがでしたか?

今回送った「僕からの手紙」が、何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、とても光栄です!😊

読んだよ〜ってことで、スキを押してもらえたら、今後書いていく励みになりそうな気がします。🔥

できましたら、これからもたくさん手紙を送りますので、どうか目を通してほしいです。🙇

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僕が書くすべての記事(手紙)は、長い時間かけて継続して書いてきた記録や、そうでなかれば得られないであろう考え方や貴重な体験を基にしています。いただいたサポートは、その評価だと捉えさせていただき、それを糧に今後も多くの記事を書いていきますので、どうかよろしくお願いします。