ズラすことで価値になる!
今回のコロナショックの影響により、実店舗ビジネスに携わる人たちが窮地に陥っています。
僕が経営する会社はその実店舗の集客支援(店内装飾や看板工事と広告プロモーション)がメインなのでいま役に立たなくていつ役に立つのだ!
と思い、これまでは人材育成に集中していましたが8月から僕自身も集客プロモーション支援に力を入れて行動しています。
(なのでHSP系のブログ更新はストップ中・・・)
読む本も広告関係、マーケティング関係、プロモーション関係ばかりで、心理学や脳科学系の本はほとんど読めていません。(^^;
企業のリモート化、ソーシャルディスタンス、会食や夜の街自粛・・・
これでどうやってお店に来てもらうの?
そんなことを考えていたら、実店舗にわざわざ来てもらうためには「新しい価値の提案」が必要だと思いました。
そこで、店舗のコンセプトを見直し『リ・ブランディング』する。
なんかそのいい教科書はないかと「コンセプトメイク」に関わる本をかたっぱしから読みまくっていました。
コンセプトって日本語にすると「概念」って出てくるのですが意味わかんねーですよね?
電通さんなどでご活躍されている人の本を読むと、幾つかの共通するワードが出てきます。
コンセプトには「新しい視点」「ユニークな主張」「新しい価値の提案」が含まれていなければならない。
なるほど、何となくは分かってきたけど教える側になったときにまだイマイチ説明しづらい・・・
でも、
「こういうことなの!?」って直感的に理解できちゃう面白い本と出合ったというのが今日のテーマです。
『注文をまちがえる料理店』
認知症をかかえる人が接客をする不思議であたたかいレストランの物語
・・・面白そうでしょう??
一般的にはオーダーを間違えられたら不快ですよね?
でもそれをワクワク楽しみに待つというエンタメに変えてしまったわけです。
ハンバーグを頼んだら餃子が出てくる。
あぁ、これがコンセプトメイクなのかって思ったんです。
また、
認知症を患い、生きがいを失っていた人たちにも
いっときの充実感を感じてもらえ、お店に来たお客さんも感動しちゃう。
なんて素晴らしいんだ!って思いました。
(電車の中で読んでいるとき、涙が出そうになるのを堪えるのに必死でした)
で、
何でこのHSPさん向けのブログにこのことを書いているかというと、
これ、個人にも言えることだと思ったからです。
僕たちは欠点をなくして長所を磨こうと努力しますよね?
でもこのレストランは、欠点(ここでは認知症であるため注文を間違えてしまう)を魅力(価値)に変えてしまったのです。
僕たちにもこの視点が必要なんじゃないか?ってことです。
HSPは繊細で傷つきやすくて人間関係が苦手で体調を崩しやすくて・・・
どうやってそれらを改善できるかな?ではなくて、ズラしてみたら価値にならないかな?って考えてみる。
場所を変えてみたら?
役割を変えてみたら?
時代を変えてみたら?
オンラインにしてみたら?
…ズラしてみる。
時代が大きく変わっていくいま、
僕らが欠点だと思っていたHSP気質や内向的な部分が、
ちょっとズラすだけで魅力(価値)にできてしまうかもしれませんよ!
ということが、伝えたかったことです。(^^)/
気になる方は是非、お読みください。
いま、店舗ビジネスに携わる方々は集客にとても悩まれていると思います。(>_<)
でもただ安売りする、値段を下げる、とかではなくてこれを機に、何かイノベーションが起こせないか?違った視点で考えてみることが大事なのではないか、もしかしたらこの未曽有の危機が大チャンスになる可能性もあるかもしれないという希望をもってほしいなっていうこともお伝えしたいと思いました。
心身の健康を第一に、全力で仕事に取り組みましょうね!
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