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クラス人数と学びの深さ


こんにちは。ゆーいちです。日本語教師をしたり、OUCHI de Internationalという日本人と外国人をつなぐイベントを主催しています。

毎週月曜日は日本語の会

毎週木曜日は英語の会です。

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さて今日は「クラス人数と学びの深さ」について書きます。

結論から言うと、

やはりクラスレッスンである以上、ある程度人数がいた方がいいです。


現在、日本語学校で勤務していますが、

一番上級のクラスは、昨年度3月で卒業、途中帰国などもあり、

現在5人のクラスです。

国籍もバラバラで、みなさんN2合格レベルに達しています。

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はじめてビジネス日本語を担当していますが、

一人一人手取り足取り、

丁寧に見られる反面、やはりクラス規模は大切だとひしひしと感じています。

今まで、クラス人数が多いことのメリット、デメリットはいろいろなところで議論されてきて、

特に語学学習は少人数制がいいという意見が多数見られました。

もういちどクラス人数が多いことのメリット、デメリットをまとめると


デメリット

・一人一人をきちんとみるのが難しい
・クラスの雰囲気をコントロールする教師側のスキルが必要
・宿題のチェックが大変
・感染リスクがある

メリット

・色々な発想が出る
・色々な国の人と日本語で話せる
・活気がある
・グループワークなどがしやすい
・雑談が増える

このように見た時に、

クラス人数が多い時のデメリットは教師目線のものが多く、

こちらのやりようによってはコントロールできそうです。

逆に、

メリットにあげた

・色々な発想が出る

ここは最大限に生かし、学びを深めていきたいものです。

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今、少人数クラスになって直面しているのが、

「なんか物足りない感」です。

確かに、クラス運営としては無難に進んでいるんですが、

何か惜しい。

「日本型雇用」「ウチソト文化」「飲みニケーション」「PREP法を使ったプレゼンテーション」

について導入し、

自分たちの興味のある分野で、

プレゼンテーションをしてもらいました。

PPT、原稿を提出してもらいチェックしましたが、

日本語以外ほとんど直すところがありませんでした。

授業で導入したことをきっちり使ってくれたと思いました。

ただ、何か自分たちの発想が足りない気もしました。

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クラスの人数が多いと、

確率論かもしれませんが、自分の発想を頼りに、

「この発表をどうや!!」と言わんばかりに資料を提出してくれる学生がいます。

また、そういう学生が1人いるだけで、クラスのムードも明るくなって楽しいものです。

改めて、クラスの規模、大切だなぁと感じました。


新しい取り組みとして、


プロジェクトワークを一つ下のクラスと混ぜたいとの意向があったので、

何ができるか考えていきます。

今日も読んでくださってありがとうございました!

◆OUCHI de International

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