映画助監督が思う心に響く映像の作り方(結婚式、卒業ビデオから考える)
これは、あくまでも僕の考え方です。
僕の職業は映画ドラマ助監督です。
映像を大学で学び3年生の時に中退した親不孝者です。
職業柄、兄や友達に「友達の結婚式の映像作って。娘の卒業ビデオを編集して」とよく言われる
え、知らねーし、おれ遠いし
そう、距離が離れてるタメ、遠隔しか出来ないし、そもそも、編集的なことなら、そういう業種をメインにやってる人がレベル高い。
勘違いする人もいるが、加工能力だったりは、地方のそのような業種の方のが全然レベルたかい。
そもそも、助監督とは、普段から何も出来ない人間だと思う。
加工したいならCG部だし、
なんならカットの編集は編集部(まあ、純粋に繋ぐだけなら、誰でも出来るが。出来ない人もいる)
綺麗な絵を撮りないならカメラマン。
絵とか作り物が必要なら美術部、装飾部。
我々は、本当に何も出来ない人なんだと思う。
それなのに、必要とされるのは、
・演出の統一性
・役者への監督領域が必要
だからと考えられる。
そして、前にも頼まれて作った事がある。
知り合いのビデオ、お世話になった人だし、まあ、正直半端ない忙しかったが、24時過ぎに仕事がおわり、そこから編集したりもした。
まあ、無難な感じにはなった。
でも、当日、僕のが上映され、相手側のが上映された時にすごい心に響いた!
・はじめて編集したであろう編集クオリティ
・文字の字体の悪さ、
でもそんな事がどうでもよいぐらい
愛があった
きっと、一生懸命考え、相手をよく理解してるからこその演出。それらが心に響いた要因だろう。
映像つくる上、物をつくる上で見る人の心に響くのは、
相手を思う愛
だと感じた。
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