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【再生可能エネルギー英語一文読解】マドリード工科大の研究員がpower-to-heat-to-power storageの実現可能性を審査したという文章。power-to-heat-to-power storage、、、意味わかるかな?

Researchers at the Polytechnic University of Madrid have examined the feasibility of storing power generated by rooftop solar as heat which can then be used to generate power when the sun isn’t shining – ‘power-to-heat-to-power storage,’ or PHPS technology.

この文章はややこしい言い回しを解くというアプローチですねw日本語で書かれて入れば理解に苦しむことはないと思いますが、英語だと修飾の感覚が養われていないと難しいと思います。英語は文型と修飾、そして接続詞の理解を深めていく必要がありますが、この文章もその感覚の習得レベルを見極めさせてくれる文章かも知れませんね。

読解のヒント

本日の読解のヒントは次の通りです。太字にしている部分を参考にしてみて下さい。

■4つの文型:①自動型、②他動型、③説明型、④授与型
■後ろから説明の9つのパターン:①名詞、②形容詞、③副詞、④動詞原型、⑤動詞ing、⑥過去分詞、⑦to+動詞、⑧前置詞+名詞⑨文章
■接続詞:when

解説

今日の後ろから説明の( )は計4つですね。まずは( )をしていきましょう。大きい要素は{ }をしています。

Researchers (at the Polytechnic University (of Madrid)) have examined the feasibility {of storing power (generated) (by rooftop solar) (as heat)} {which can then be used) (to generate power) 〇when the sun isn’t shining} – (‘power-to-heat-to-power storage,’ or PHPS technology).
【他動型】Researchers have examined the feasibility(=調査員たちはその実現性をテストした。)

では今日の後ろから修飾をそれぞれ紐解いていきましょう。

(at the Polytechnic University (of Madrid))は前のResearchersを修飾していますね。マドリード工科大の調査員たちは、という和訳になりますね。

少し飛びますが、{which can then be used) (to generate power) 〇when the sun isn’t shining}は直前出のheatを修飾している後ろから説明を加えている文章になります。which can then be usedは、「のちに使われることができる」、 (to generate power) は電力を生み出す為に、〇when the sun isn’t shining}は太陽が照っていない場合と和訳できますね。これらを全部heatにかけると、「太陽が照っていない場合に電力を生み出す為にのちに使う事が可能な熱」という和訳になりますね。

– (‘power-to-heat-to-power storage,’ or PHPS technology).の部分はまずはこの”– ”em dashは日本語の( )のような使われ方をするという説明は以前の記事【英語一文読解】デジタル決済記事より(非接触決済関連記事)Part2を振り返って頂ければご理解いただけていると思います。

次にこの部分が直前出のstoring power (generated) (by rooftop solar) (as heat)} {which can then be used) (to generate power) 〇when the sun isn’t shining}の全文に修飾をかけていることがわかる必要がありますね。和訳は『すなわち○○という事』と結ぶ感覚に近い表現になります。

power-to-heat-to-power storage,’ or PHPS technologyは電力から熱、そして熱から電力という順番での蓄電、もしくはPHPSテクノロジーとなるでしょうかね。専門の方はおそらくPHPSテクノロジーと呼ぶのだと思います。日本語だとおそらく全く別の名前を付けるでしょうからww

調査員たちは、太陽が照っていない場合に電力を生み出す為にのちに使う事が可能な熱として天井のソーラーパネルを使って作り出された電力を蓄電する実現性をテストした。それは電力から熱、そしてまた電力へ転換させる蓄電、もしくはPHPSテクノロジーと呼ばれている。

本日のワンポイント:後ろから説明を加える”名詞”

これは一言で言うと、○○というような感覚が伴っているようなイメージでとらえるととっかかり易いのではないでしょうか?日本語の場合、上記の和訳のように文章分けるので、なかなか英語の後ろから名詞を使った修飾にはなれることが出来ませんよね。

感覚がみにつくまでには量を読むことが大切です。一定以上の量を読み、一度でも理解してしまえば「二度と」わからなくなることはありません。

根気よく、毎日英文に触れ、英語脳がブレイクスルーを得るまで頑張ってまいりましょう!

明日から4日間の文章

①If you’re working from home like me at the moment, your calendar has gone from a list of places to be to a list of virtual meetings to join. ②I found a new app that is going to be perfect for this time period. ③Meeter is a new macOS app that, once installed, will live in your Menu bar. ④It allows you to quickly join your scheduled calls for services like Zoom, Google Hangouts, etc.

面白そうな記事ですか???

ZoomやGoogle Meetの会議を全部一括で管理できるMac用のアプリだそうですよ!Windows用も作ってくれませんかねw

今日の文章のリンク

Power-to-heat-to-power storage for rooftop PV

Meeter is a new Mac app for quickly joining Zoom meetings, Google Hangouts, and more


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