留学体験記#2

自分の頭を整理するために書いてます。


WAのカリキュラム、Year11編


ただいまYear11が始まって3週間目ですが、日本の化学基礎を頭から学んでいるようです。この授業が選択授業であることを考えると、全員一律に学ぶ知識としては日本のほうが多いのか?去年までに何を学んでいたのか気になります。
カリキュラムをみたところ、Year11の一年間で学ぶのは

  • 原子の構造とか基本

  • 化学反応式、いろんな結合の種類

  • 反応速度

  • mol

  • 濃度計算

  • 酸塩基の最初のほう

で、日本の化学基礎の酸塩基の中和、酸化還元と電池以外の範囲です。一個上のホストシスターは今化学平衡をやってると言ってました。(え?!)
このスピードでは高校卒業までに日本の化学の範囲まで終わらないのでは?後でホストシスターが忙しくないときに聞いてみます。

今やっていること(自分用のメモ)

Week1(元素記号、炎色反応、AAS)

まあまず元素記号とはなんぞや、原子と元素の違いなどを学びます。驚いたのは、元素記号と元素の名前がちがうものがあること。一例をあげると、カリウムKは英語でpottasium, ナトリウムNaは英語でSodium。ふざけるな。調べたらナトリウムとカリウムはドイツ語から借用しているみたいですね。炎色反応について、日本で習った覚えがないんですが、何は何色とかは一切覚えず、記述で説明する練習をしました。問題はAAS。AASとはAtomic Absorption Spectroscopyの略です。DeepLにぶち込んだら原子吸光分光法と言われました。簡単に説明すると、特定の物質だけが反応する波長の光を混合物の気体にあて、スペクトルに通すことで、混合物中に含まれる物質を特定する手法のことです(たぶん)。スペクトルが何かを日本語でもわかっていなかったので非常に苦労しました。
核:nucleus
陽子:proton
中性子:neutron
電子:electron
質量数:mass number
原子番号:atomic number

Week2(同位体とMass Spectrometary)

同位体は当然理解しているのでまあ楽勝だろうと思っていました。またスペクトルが出てきてぶちのめされました。Mass Spectrometaryとは、物質の陽イオンを屈折させ、同位体の屈折率が微妙に違うことを利用して同位体の質量比を求める手法のことです。やりたいことはわからなくもないのでAASよりは理解できますが、日本では学ばなかったので驚きました。
同位体:isotope

Week3(原子半径、イオン化エネルギー、電気陰性度)

まあ日本で学ぶ内容と全く同じなので単語の意味を分かっていればいいんですが、私は化学弱者なので内容が理解できていなくてもう一度日本語で復習しました。化学のグルメのページとDeepLを駆使しながら…
原子半径:Atomic Radii
イオン化エネルギー:1st ionisation energy
電気陰性度:electronegativity
お世話になった化学のグルメ「化学基礎」↓

Week4 物質の種類(メモ)

純物質:pure substances
単体:elements
化合物:compounds
混合物:mixtures
Homogenous Mixtures:均一な物質
Heterogenous Mixtures:均一でない物質
化学的性質:Physical properties
物理的性質:Chemical properties
イオン化合物:ionic componds

イオンの名前(メモ)

chloride Cl-
cyanide CN-
ethanoate CH3COO-
hydroxide OH-
permanganate MnO4-
chromate CrO4 2-
dichromate Cr2O7 2-
oxalate C2O4 2-
phosphate PO4 3-
phosphite PO3 3-
sulfate SO4 2-
sulfite SO3 2-
carbonate CO3 2-
nitrate NO3-
nitrite NO2-

最後に

とにかく文字を書かされます。今が最初のほうの定義を学ぶフェーズだからかもしれないけど、「なぜこうなるのか説明せよ」が多すぎて地味にしんどいです。やっぱり日本の教育と違うなー。てか私は文系なので、今やっていることはあまり役には立ちません。受験勉強と切り離して面白がっておくことにします。

読んでくださりありがとうございました。Twitterもよろしくねん

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