アラフォー女子のつれづれ_久しぶりのリアルマーケティングイベント【Ne Plus U】10/7初日まとめ

※今回は割とマジメなお仕事のお話ですw

マーケティングイベントNe Plus Uに久々リアル参加してきた!

緊急事態宣言も解除になり、マーケティングイベントも徐々にリアル開催が再開されてきました!
何を隠そう、私はマーケティング職でして、これは行っとかないと!ということでリアル参加してきました。

Ne Plus Uとは?

ナノベーションというマーケティングイベントの会社が運営しているイベントです。

ラテン語で"ne plus ultra"は、「極致」「それ以上越えられない限界」という意味。
今回、開催する「Ne Plus U(ネプラスユー)」は、東京に1,000人規模のマーケターが集結し「知識と情報、経験を繋ぎ、共創を生み出すこと」が最大の目的です。
スピーカーや参加者が積極的に交流し合うことで、 さまざまなビジネス・コラボレーションを実現させ、すべての参加者の情報と知識、経験を繋ぎ、日本のマーケティング領域に最大のパワーを与えられる場にしたいと考えてます。

毎年秋くらいに開催されている、大型イベントです。

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いわゆる日本国内のトップマーケターが集まり、セッションし、知見を共有し、人脈を形成するという、神々の集まりみたいなイベントです。

レポート①_愛されるブランドの作り方

自分の会社の商品やサービスを、顧客に愛されるブランドに育てたい、というのは多くの経営者やマーケターが考えることだと思います。
特にSNSの普及もあり、愛されるブランドほど、ブランドを愛しているファンが商品の魅力を拡げてくれる時代になったのは、非常に大きな変化だと言えるでしょう。
ただ認知が高いブランドや、売上が大きいブランドが、必ずしも愛されるブランドになれているわけではありません。
愛されるブランドをつくるためには、どのような努力や工夫が必要なのか。
「ブラックサンダー」「亀田の柿の種」「BOTANIST」という3つのブランドの取り組みを軸に議論します。

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■愛されるブランドとは?有楽製菓:河合氏
 双方向の関係性 双方向の愛
亀田製菓:神谷氏
 自社のブランドが大好きな社員がいる
I-ne:今井氏
 信頼と実績

■愛されるってどういうこと?
「認知」の話が出てくることが多い
しかし、認知はされているけれど、愛されてる?
"愛される"と"知っている"は違う
 →愛は計測が難しい

■愛されるブランドで居続けるために必要なことは?
有楽製菓:河合氏
 既存ファン・みんなのイメージからあまりにかけ離れたことをしない
 ネガティブに違うことはしない
亀田製菓:神谷氏
 お客様に対して「楽しませたい」「愛されたい」から離れないこと
I-ne:今井氏
ブランドアイデンティティ・ブランドパーパスに実直に

■マーケティング戦略で気をつけていること、気にしていること
・購入は投票だ
・拡散 が 愛 ではない
  拡散と愛を一緒にしてはいけない
  拡散しても、売れるとは限らない
・米菓の購買の特徴
  購入者とファン層が異なる
  (購入は30-40代女性が多いが、実際に食べている:ファンは、家族だったりすることが多い。)
  現状では、購入者とファン層を区別して測る手段がない そこが課題

レポート②_大企業DXを成功に導くポイント

もはや流行語のようになったDX(デジタルトランスフォーメンション)。
家で過ごす時間が増える中、デジタルの利用によって消費者はこれまで以上に瞬時につながる利便性を求め、パーソナライズされてシームレスに社会全体とつながる新たな世界を体験してしまいました。
もう昔には戻れません。これまでの価値観も急変し、デジタルの敷居が下り、様々な企業でデジタル技術の活用が急務となっているのは、ご存知の方も多いことでしょう。
しかし、大企業ともなれば、これだけの大きな急変化には簡単に対応するのが難しいことは想像に難くありません。
ところが大企業ながらスピード感をもっていち早く構造改革のビジョンを打ち出し、変化に対応する姿勢を明確にしている企業も存在します。
その代表格の企業のキーマンから改革中の最前線を伺える貴重なセッションとなります。
キーマン一人目はヤマト運輸でDX推進を担う小金氏。
デジタル分野へ約1000億円を投資すると発表し、宅急便のデジタルトランスフォーメーション(DX)などを推進する構造改革を打ち出した同社。
物流業界はデジタル変革が進み、オペレーション効率最大化に向けて企業間の競争も激化。
既に極限まで効率化されつつある業界において、システムを内製化する組織作りを推し進めている現状を伺います。
二人目は資生堂でワタシプラスを統括する山本氏。
同社は「2030年までにスキンビューティ領域で世界一」を目指す経営戦略の一環で「デジタルを活用した事業モデルへの転換・組織構築」を推進する課程にあります。
組織面では「ジョブ型」雇用への移行し、今年7月にはアクセンチュアとの合弁会社を設立してDX戦略実行を担う外部組織を立ち上げるなど、組織改革も急ピッチで推し進められている内情を伺います。
三人目は損害保険ジャパンで新規事業の拡大に取り組む中村氏。
近年、新規事業として保険領域以外の事業へ積極的に乗り出している同社。その中でもカーシェアや駐車場などクルマ関連のシェアリングサービスに力を入れて事業を拡大中。新規会員数の急増を支えるアプリ開発、データ管理などのデジタル化をいかにして短期間で成功させたのかなどを語っていただきます。
聞き手は元ファミリーマートでDX推進を全面的に指揮された経験を持つ植野氏。
組織改革に長けたその手腕を基に、大企業2社のDXが成功するためのポイントを探っていただきます。
DX改革に関わる方はもちろん、これからの参考にしたい企業の方はぜひご参加ください。

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■DX化を進めることになったきっかけを教えてください資生堂ジャパン:山本氏
運用オペレーションを徹底的にマニュアル化
 仕様書に落とし込む
 誰がやっても同じ 属人化しない
 言葉にしないとわからないことが多い
 最初は人力
 スモールスタートから、展開していった
  quick small success
ヤマト運輸:小金氏
トップダウン
 AI 最初は現場の反発もあった
 コロナで荷物量が多くなったのが、逆に良かったのかも
 データの自動化 実践に入っている 今年から
 AIは天気が弱い 天候データは現場の人の力が強い

■DX化のための人材確保について
ヤマト運輸:小金氏
 中途とプロパー両方 →プロパーはブリッジ人材
 人事制度:デジタル色向けエキスパート職制度を2020年度から導入
  評価項目・給与制度も異なる
 外部パートナー活用
  適所適材
  内製化シナリオ
  適切なスキルトランスファーを受ける
資生堂ジャパン:山本氏
 アクセンチュアと合弁で
 その分内部も育成
  →ローテーションもあるので、専門家として育成仕切ることができない
 手法としては外部だが、コアは内部で
損害保険ジャパン:中村氏
 新規事業は内部育成とアライアンス
  新規事業を創造できる人は少ない できる人はじぶんで起業している
  専門家を育成するため、部署ローテーションをやめてもらった
 出島は経験値が必要 中途採用でも人材が確保できる
 経営リソースの確保は、社長及び経営陣への訴求と説得 トップの理解が大事

■DX人材としてい続けるために必要だと思うことは?
資生堂ジャパン:山本氏
 知ったかしない
損害保険ジャパン:中村氏
 コミュニケーション ※特に!!!
 トライ やってみる!
 スピード 早く!
ヤマト運輸:小金氏
 知ったかしない
 学び合う姿勢

Ne Plus U、2日目も気になる!

そして本日10月8日(金)はNe Plus Uの2日目です。
本日は残念ながらオンライン視聴。。。
会場の皆様、楽しんでくださいませ!

私もオンラインから、たくさん学びたいと思います!


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