【認知拡大から売上UPまで!】Z世代へ向けたSNSマーケティングを成功させるポイント(Instagram編)
「社内でInstagramの運用をしているけど、フォロワー数やエンゲージメント率が伸び悩んでいる…」「SNSから売上につなげたいがどう改善していけばいいか分からない…」
Instagramを運用している方の中には、このようなお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Instagramを活用して、Z世代へ向けたSNSマーケティングを成功させるポイントをご紹介します。
FUNEEでは、合計70万人以上のフォロワーを持つ自社SNSメディアで培ったノウハウを活用し、Instagramを始めとしたSNS運用の企画から効果測定、改善まで一気通貫したコンサルティングを実施しています。本記事ではその経験を元に、Instagram運用を成功に導くための方法や手順をご紹介していますので、是非最後までご覧ください。
Instagramの役割
SNSがZ世代の購買行動の出発点になるということは、もはや当たり前の時代になっていることがわかります。その中でもInstagramは、商品情報や商品作りの思いを発信し、ファンを育てる長期的売上リピーターの獲得できるのが特徴です。
Instagram運用方法
ブランドのInstagram活用法として、認知拡大と継続的な売上増加の2つの視点から、成功事例を交えてご紹介いたします。
①リールズを活用して認知拡大
まず、認知拡大を目的とした施策で、リールズを開始したら月のリーチ数が15.8倍になった事例を紹介いたします。
弊社がコンサルに入らせていただいているあるアパレルブランド様のアカウントで、リーチ数の低下が課題としてありました。
リールズを始めたところ、昨年の10月と比べてリーチ数が15.8倍になりました。
ポイントは毎日投稿ではないというところです。
毎日投稿でなくても需要のある動画を作ることができれば、リーチ数を伸ばすことができます。
毎日リールを作成するとなると結構な労力がかかってしまうので、動画のクオリティを上げることも一つの手です。
②共同投稿機能を使った認知拡大
Instagramの共同投稿でフォロワー外へのリーチが増加した事例をご紹介いたします。
この事例のアカウントでは、共同投稿を行いリーチ数が平均の5.2倍に増加しました。また、フォロワー外へのリーチは普段多くて33%ほどだったのですが、共同投稿した投稿は平均して86%がフォロワー外へリーチしていました。
共同投稿は相手のプロフィールにも表示されるため、必然的にフォロワー外へリーチしやすくなりますが、誰彼構わず共同投稿してしまうと、ファンにならないターゲットまで流入してしまうため結果的にアカウントのエンゲージメントを下げてしまう可能性もあります。そのため、共同投稿するアカウントは企業、インフルエンサー問わず、親和性の強いアカウントなのか選定することが必要です。
また、Instagramは機能を使えば使うほどアカウントが評価されより多くの方にリーチして、伸びやすくなる傾向がありますので、共同投稿を使用することをおすすめします。
③UGCを活性化させる
次に、継続的な売上増加を目的としてUGCを活性化させたアカウントの事例をご紹介いたします。
このアカウントでは、オリジナルのハッシュタグを作り投稿時にそのハッシュタグを付けてもらうよう呼びかけました。
アカウント内でもフィードやストーリーで日常的にそのワードを使用し、無意識下で記憶させ投稿時に思い出してもらうことが重要です。
そのためには、ハッシュタグを考える際、分かりやすくてスマホで打ちやすく、覚えやすいワードにすることを心がけましょう。
難しい英語やアンダーバーを使用したハッシュタグはあまりおすすめしません。
そして、投稿してもらった後の対応がさらに重要です。
そのアカウントではハッシュタグを付けてくれた投稿を毎日紹介し、いいねをしたり、コメントやDMでお礼のメッセージを送っています。
感謝を伝えることによって、また投稿したいと思ってもらうことができ、継続的なUGC投稿に繋がります。
④ストーリーズの活用
特にストーリーズは、Z世代が多く活用する機能です。普段何気ない日常のストーリーズ投稿を行う人が多いため、友達の近況も把握するために見ているZ世代のユーザーが多いです。中にはフィード投稿よりも、ストーリーズを見る方も少なくないです。
Z世代に向けて上手くInstagramを活用して発信し、継続的な売上増加に繋げていくには、ストーリーズを活用していくことが大事です。ストーリーズの施策として、人気アイテムのランキング、商品販売までのカウントダウン、アンケートを通して商品企画を行うこともできます。
フォロワーとコミュニケーションをとることでファン化に繋がりやすく、また直接リンクに飛べるのでファンをECへ誘導するためにもストーリーズは欠かせないコンテンツです。
InstagramでZ世代へリーチする投稿を作成するときのポイント
今回はZ世代へ向けた投稿作成の際に意識してほしいこちらの3つのポイントをご紹介します。
①界隈で伸びやすい表紙構図を見つける
フィード投稿で最も重要といっても過言ではないのが表紙です。
表紙が良くないと2枚目には進んでもらえないため、できるだけここで興味を引く必要があります。
系統や界隈によって、またはその時々の流行によってバズりやすい表紙の構図があります。
例えばアパレルブランドの場合、置き画なのかラックがけなのか、着用写真なのか、着用写真の中でも上半身だけの構図なのか全身写真なのか、など細分化されるパターンの中からどれが伸びやすいか検証してみることが重要です。
検証する時に最低でも5~10投稿は同じ構図で投稿し、平均値を出して分析することをおすすめします。
②情報量をできるだけ増やす
アルゴリズム上、滞在時間がバズるために重要な指標になるため、情報量を増やすことがポイントです。
ですが、画像内に長文を書いてしまうと、読まずに飛ばされてしまい、逆に滞在時間が短くなる場合もあるので注意しましょう。
また、滞在時間を増やすという意味で画像はできるだけ10枚で投稿することも重要なポイントになります。
Z世代の消費者は色々なブランドをみて比較検討しています。
その中で勝ち抜くには、できるだけ情報を伝えて購入の決めてを増やすことを常に意識しましょう。
▼記載内容例
アイテム名/価格/サイズ/カラー展開/着用モデル身長/ポケットの有無/EC販売の有無等
③心をくすぐるコピーライト
Instagramは表紙のキャッチコピーがとても重要です。
よく「⚪︎⚪︎⚪︎スカート」のようにアイテム名を記載している投稿を目にしますが、アイテム名に惹かれて投稿を見る人はほとんどいません。
そのため、こちらに載せているようなキャッチーなタイトルで興味を引くことがポイントです。
1番上のタイトルは、「好印象」というワードを入れて、これを着たら好印象になれることをイメージさせることで商品への興味を沸かせています。
真ん中のタイトルは、指示語を使ってあえてすべてを語らないことで興味を沸かせる手法です。
3つ目は、「ALL2,000円以下」ということで安さをアピールし、他にどんなアイテムがあるのか見たくなるようにしています。
プチプラブランドさんにはおすすめです。
このように、タイトルひとつで投稿の反応はかなり変わってくるので界隈や系統に合ったワードを探してみましょう。
まとめ
本記事では、Instagramを活用した、Z世代へ向けたSNSマーケティングの必要性、実際のアカウントを運用する方法とZ世代へリーチする投稿作りについて解説してきました。
Z世代に訴求するためには、SNSを活用したマーケティングが欠かせません。次回はTikTokを活用した、Z世代へ向けたSNSマーケティングを成功させるポイントについてご紹介いたします。
株式会社FUNEEについて
私たちFUNEEは創業以来、Instagram・TikTokを中心に様々なアカウントを運営してきました。独自のSNSマーケティングノウハウを駆使し、パートナー企業様の事業成長を実現いたします。特定の系統だけでなく、様々な系統・業種に対応した効果的なSNSマーケティングの実現が可能です。
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