夫と仲良く暮らすために

夫と仲良く暮らすために、私はあるときから常に自分の機嫌をとることを意識して生活することにした。

「お母さんの機嫌が良いと家庭はうまくまわる」という言葉を耳にし、実践してみたのだ。

そして結果、今結構うまくいっている。

思えば結婚してから常に夫を優先させ、自分の気持ちは後回しにしていた。仕事も私は家事をなるべくして欲しいと言われフルタイムではなくパートの仕事を選んだ。友達と遊ぶのも、その日夫に予定があるときを狙って友達を誘うようにしていたし、出て行くときも許可を得ていた。

でもどんどん不満が溜まっていた。

「夫に自由を奪われている」

息子を出産したあと、その気持ちにプラス息子が加わり、夫と息子のせいで自分は好きなことが何もできないと時々思うようになった。そう思ってしまうから、自分の機嫌は常に悪い。イライラすると夫にあたってしまう。この気持ちを解消しなければ、今後いろんなことをこの人のせいにしてしまう、と思った。

そんなときに「お母さんの機嫌が良いと家庭はうまくまわる」という言葉を知り、確かにそれもそうだな、と思った。だから実践した。

まず自分のやりたいことを書き出してみた。

・1人でカフェに行きゆっくり本を読みたい。

・友達に会いたい。

・1人で買い物に行きたい。

・マッサージで疲れを癒したい。

・夫以外の人と喋りたい。

そしてこれを可能であれば１週間に１回、最低でも２週間に１回は固定曜日でどれかを実践するようにした。

1人の時間を持つことによってその間気持ちの整理がつくし、1人の時間を持つことによって自分の機嫌もとれる。その間息子を見ててくれる夫にも感謝できる。帰ったら必ず機嫌よくふるまい「見ててくれてありがと〜！！」と過剰にいうのが絶対大事！何ならお土産のケーキなど買う。すると夫は（1人で出かけて帰ってきたら機嫌よくなってる）というのを学び「また1人でお茶でもしてきたら？」といってくれるようになった。

これを実践するようになって気づいたらなんとなく家の雰囲気がよくなっていて、多少夫が機嫌悪かったりしてもまた日曜日に1人でお茶するからそれまでがんばろ〜と思え、少しは優しくできる。優しくできたら夫も気遣ってもらえていると思い私に優しさがかえってくる。夫婦は運命共同体的なところがあるから、どちらかが意識を変えるとお互いの意識が良い方向に向くのかもしれない。