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視野を広げていろんな記事を読もう

あと1週間でいよいよ共通テスト、そして大学入試月間。中高生、とくに受験生の方のためにYEJの記事をピックアップします。


英語の長文読解にフェアトレードが

英語の長文読解は自然科学、人文科学分野の出題が多い。共通テストや国立の試験では、政治的な話題は避けられ、地理、世界史的な話題も「地理」「世界史」のヒントになってしまってはいけないので、読解素材としては避けられます。また、地震や離婚の話題など、その長文で誰かが胸を痛めたり、動揺したりすることのない素材を選ぶようにしている・・・と私が前職(教育関係)で聞いた話。なので、これらの話題ではなく、なおかつ高校生が理解できそうなトピックとなると、環境、身近なテクノロジー、自然科学からの出題が増える。

昨年取材をしたピープルツリーさんの記事では「フェアトレード」特に「フェア」とはどういうことか、をわかりやすく説明をしているので、ぜひ読んでみてください(イラスト要チェック)。記事では割愛していますが、フェアトレードに関する英文読解が2009年センター試験に出題されたのをきっかけに、彼らの活動への取材が増え、また英語教材として多々取り上げられたそうです。ちなみに「フェアトレード」は、2014年の「倫理」でも取り上げられています。

green house gas emissions, carbon dioxide emissions, reduction goal, low carbon society …

英作文でも「環境」に関する出題はよく見ます。↑見出しに使ったこれらの単語を英作文で駆使できると心強い!

国立難関校レベルだと、例えば、画像のような文章の英訳が出題されます。日本語・英語の両記事ありますので、気になる方はぜひ見比べて読んでみてください。
おまけ:「先進国」「温暖化」「CO2」「排出」「被害」を英語で書けますか?

Becoming enviromentally concious / 温暖化を大事と思える人とそうでない人の違い

押さえておきたいその他の社会問題

小論文や自由記述問題では、社会問題に対する「あなたの意見」が問われることもしばしばです。(昔はそのために”新聞をたくさん読もう!”だったんですが、今は?)YEJの記事は短めで読みやすく、10代の記者が書いているので、記事を読みながら共感してもらったり、反対意見を考えてみたりするきっかけに良いと思います。

あ、”フィルターバブル”は、そろそろ入試で出題されそうな気がする・・・。(*個人の意見です)

受験生の皆さん、体調に気をつけて、頑張って乗り切ってください。春はもうすぐです!

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