物質の効力の強さからみるバランス

地球は今、3.5次元、4次元にはなっていないと思いますが(笑)、そんな感じでしょうか。時間が経つのが速いと感じるのも、次元上昇の現象の一環です。占星術の水瓶座時代に入って、オンライン、クラウド化といったインターネットのツールで科学技術が発達してきた今、だいぶハードからソフトへの移行が次元が上昇している証になっていると思います。

ペーパーレス化、軽くなる、身軽に移動していける時代になりつつも、まだまだ物質に赴きをおく(物質から影響を受ける)力は強い現代社会に見えます。

僕は見えない世界、エネルギーや意識の観点からの世界を軸にお話をしていますが、それが真実であっても、物質のエネルギーに勝てねぇなぁと思う瞬間は多々あります(笑)。

物質になっていなくても、意識が現実を作る点においては、それもある意味物質化と言えます。ヒーリングしても癒しても、なかなか変わらない現実(実際は少しづつちゃんと変化していますが)、思い込みの強さによってはなかなか変えられないクセや悪習慣など、いつまでこれやってれば気が済むのー笑 と、自分や目の前の現実が嫌になってしまうことがあるかもしれません。

見えない世界の分野を扱っていると、ついエネルギーや意識ですべてを解決できるのではないかと、希望的観測を持つことがあります。楽観的になれるから、好きなこととして情報を発信することができますが、偏重した考え方は、時に物質や現実の事象をないがしろにしてしまうことがあります。

病気にしても、自分の意識(感情)が原因だったとしても、自分自身のフェーズによっては病院(西洋医学など)に頼る必要があると思います。場合によっては手術や薬が必要になるかもしれません。もちろん自分自身の気づき(意識の変換)によって、病気を治すことができることがあります。

また、いくらソフト化して、インターネット、クラウドの技術が発達しても、そこが着地点になることはないと思います。生身の体を持った人間、直接触れ合ったり、交流することが、今のタイムラインの地球でできる経験、醍醐味であると言えます。

しかしながら、魂の世界の真理として、意識が現実を作っているには間違いありません。むしろこちらが先で、物質や現実は結果です。この根本の意識をスルーして、物質や現実をただ変えようとしても、表面だけ取り繕ったり、再度同じ事が起こるなどして、本質的な解決に至ることはありません。

見えない世界と、物質・現実はつながっています。物質の世界を生きる楽しみの中でも、見えない物、エネルギーや意識が現実に与える影響を鑑みることは大切だと思います。