高校生が考える：河井夫妻の買収疑惑〜何故若者は政治不信になるのか
こんにちは、ナミです。最近は河井克行前法務大臣と妻の案里参議院議員が逮捕された選挙違反事件がニュースになっています。まだ何が起こったのかは全てが明らかにされていませんが、河井夫妻が地元議員ら94人に票の取りまとめの報酬としておよそ2570万円を配るという大規模な買収工作をした疑いがある、と私は理解しています。
では、この選挙違反事件はどのように若者の政治不信と繋がっているのか？
まず誰もが驚くのか自民党本部によって提供された河井案里氏の選挙資金の額である。1億5千万円もの選挙資金は異例だが、当時現職だった溝手顕正氏の選挙資金（1500万円）の10倍！だと考えると巨額だと誰もが思うだろう。
もちろん、選挙にお金がかかる事は誰もが理解している。ただ、人柄、評判、実績などが良ければ選挙にこんな大金を使う必要ないと考える人は多くいると思う。しかし何故このような大金が提供されたのか？またどのように使われたのか？関係者の経緯や説明などが曖昧だからこそ、もう既にあった人々の政治不信(特に若者の)を肯定し、更なる政治不信を抱く事態になる。
河井夫妻の買収疑惑を見ていると、「お金がある＝選挙に当選する」と思い込んでしまう人は少なからずいたと思う。実際に参議院選挙では資金が多かった河井案里氏は当選し、逆に少なかった現職の溝手顕正氏は落選してしまった。しかし、「お金がある＝選挙に当選する」という認識を広めない為には選挙に行く必要がある。本来は人々の票はお金で買えないものだ。だが、選挙資金が多ければ多いほど選挙で有利になる場合もある。今回の選挙違反事件みたいに選挙資金で選挙が左右される事態を回避する為には、自分で選挙や政治について勉強をする事が大切だと思う。この選挙違反事件を見て、呆れ、政治を諦めるのではなく、二度と同じ事が起こらないように我々有権者には候補者を見極める力がこれから求められるだろう。
最後に：
色々長くなって誤字脱字が多いと思いますが、少しでも読んで頂けたのなら嬉しいです。質問などあればツイッターのDM（@Youth18Politics）で直接お願いします。また最近はU-25才の方達と一緒に立ち上げたメディア
(ポリシー)でも寄稿しているので、そこで記事を読んでもらえば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？