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コロナ禍のイタリア旅行

この夏ヨーロッパでは旅行に行く人は意外と多いです(少なくとも、自分の友達の間では)。私もその旅行者の一人。コロナウイルスが流行っているのに、何故旅行に行くのかと考える人もいると思います。理解してもらいたい点は二つ。1) ヨーロッパでは日本以上にGDPが観光業界によって支えられている国が存在する事 2) ピークに比べ、新規感染者数及び死者が減っている事(イタリアの一日の感染者数は1000人以下まで下がっている)。もちろん、旅行でコロナの感染を広げるリスクはありますが、新しい生活様式の一環として仕方がないと私は捉えています。

では、今回ブログみたいにイタリア旅行を振り返ってみます。今後旅行でヨーロッパに行く人達の参考になれば幸いです。

空港・飛行機の様子

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写真を見て分かるように、旅行に行く人は多かったです(写っていませんが、長い列がありました)。チェックインではソーシャルディスタンスはあんまり守られておらず、あんまり驚きませんでした(イタリアでも同じ)

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ソーシャルディスタンスを保つ為に真ん中の席を空ける会社もありますが、私が乗った格安航空では早朝の便だったのにも関わらず、見た限り満席でした。また、飲み物などのサービスも提供していたので、飛行機に乗る際にはマスクを常にする以外に特に変わった点はありませんでした。

イタリアの様子

前にもイタリアに行った事がありますが、その時に比べると外国人観光客があんまりおらず、圧倒的にすいていました。屋外なら室内に比べると、コロナに感染するリスクは低いと言われ、レストランではテラスなど外での食事を希望する人を多く見受けられた。ただ、イタリアでは基本歩き回る時はマスクの着用は義務付けられておらず、歩いていてもマスクをしている人はあんまりいなかった(夏は日本と同じぐらい暑いので、その点では助かります)。また、市場やビーチでは密が多く、ソーシャルディスタンスはほぼ保たれていませんでした(ハグ・キスなどが文化の一部であるイタリアでは態度を変えるのは難しいと個人的に思いますが)。ただ、イタリアのサービス心はしっかりと残っていたので、コロナで国がガラリと変わったという印象は全くありませんでした。

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気をつけたい事

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先ほど言った通り、ソーシャルディスタンスは観光地では実際ほぼ守られていません。このような状態だと感染リスクが増えるので、どのように自分を感染から守るのか考える必要があります。例えば、常に消毒剤を持っている、毎回レストランで食べるのではなくテイクアウトでのオーダーも検討するなど、自分で出来ることはいくつかあります。ただ、旅行する事でコロナに感染するリスクは十分ある事を認識するのも重要だと思います。

思った事

イタリアは中国人観光客が多いのですが、今年は全くと言っていいほどいませんでした。ですが、その代わり旅行にきたアジア人の私に対する周りの視線が痛かったです。もちろん、何にもされていないので、その心配は要りませんが、コロナの影響でアジア人を見る目が変わった気がしました(昔だと旅行で沢山お金を使ってくれる人達)。

新しい生活様式に慣れようとする中、旅行とコロナの両立は難しく、国によって違いますが、イタリアでは観光業界はGDPの13.3%貢献しているので、旅行で感染者数が増える事よりも、観光を通じて経済の回復を重視していると感じました(もちろん、批判するつもりはありません)。それでも何故か思った以上に旅行を楽しめたので、今後も行こうかなと前向きに考えるようになりました。

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最後に:

色々長くなって誤字脱字が多いと思いますが、少しでも読んで頂けたのなら嬉しいです。質問などあればTwitterのDM(@Youth18Politics)で直接お願いします。

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