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先行者利益の果実は相当うまい

どうもyousukehiraiです。

筋トレをしたり、英語を勉強したり、プログラミングスクールでプログラミングを教えています。

今回は、「先行者利益の果実は相当うまい」というテーマで書かせていただきます。

これは、最近21卒の就活をしている学生と話をしているときに、例え話として出したときに自分の中でもしっくりきたので書こうと思いました。

頑張る人はどんどん減っていく

頑張る人というのはどんどん減っていきます。その理由や、根拠をお伝えします。これを読んでくれている皆さんは現在大学生くらいではないでしょうか。今までで、何かを頑張った経験はありますか?勉強、部活、習い事、アルバイト、サークル、ゼミ...。皆さん何かしら頑張った経験があるのではないでしょうか。その中でも誰もが共通してしてきたこととして、勉強が挙げられるでしょう。義務教育を受けてきた日本人なら誰もが1度は鉛筆を持ち、消しゴムを持ち、テスト用紙に解答を書いたと思います。では、勉強を頑張るのはなぜでしょうか?それは、自分が目指す場所に行くため、という方が大半でだと思います。自分が志望している大学に行きたい、高校に行きたい、だからこそ、大学受験をする、高校受験をするのだと思います。では、受験ということに関して、母集団が1番多いところはどこでしょうか?

おそらく、高校受験を控える層、つまり中学生です。こちらをご覧ください。

1日平均の勉強時間(授業除く)
小学生 82分
中学生 87分
高校生 70分
大学生 50分
社会人 7分

これは、国が調査した結果なのですが、1日の勉強時間というものが、年を経つごとに少なくなっているのです。小学生というのは、宿題が多く出される、中学受験をする小学生がいるため、これくらいなのも妥当なのではないかと思います。中学生は高校受験のため多くの勉強時間があります。ここからどんどんと減っていき、社会人に至っては、わずか7分しかしていないという現状です。仕事が忙しいとはいえ、仕事に関する知識を身に着けたり、他のスキルを身につけるということをしている人が極端に少ないのでしょう。それがこのような結果を生んでいると思います。これが頑張る人はどんどん減っていくという根拠です。

先行者利益の果実は相当うまい

では、人はいつ頑張ればいいんでしょうか?そんなの当たり前にいつも頑張らないとです。ですが、これは当たり前すぎるので、あえてどこで頑張ったらいいのかというのをお伝えしようと思います。それは、みんなが頑張っていない、速いタイミングです。具体例をお伝えします。中学生受験をした人は、中学校に入ったら、1年生や2年生の最初の方は勉強が簡単だったという経験はないですか?また、高校受験をして、大学付きの付属の私立高校に入学された人は、大学受験が簡単ではなかったですか?

この簡単であるということが、必ずしもいいわけではないですが、次のステージに行った際の難易度というのは、比較的下がるかなと思います。

人が頑張っていないときに、速いタイミングで頑張ればそれだけ先行者利益を得ることができるのです。

これは資本主義社会という日本の社会に入っても同じです。現在の日本は資本主義社会です。資本を持っていれば持っているほど裕福な暮らしができるわけです。もちろん元々資本がある家庭に生まれれば話は変わってきますが、おそらく多くの人が多くの資本を持っていない現状でしょう。では資本主義社会の中でどうすればいいのか?

それは、20代にとにかく仕事を頑張ることだと思います。これからせつめいします。

大学を卒業すると社会人となり、晴れて資本主義社会の一員となります。今までの賢い人がより大きい恩恵を受けられる社会(これが学歴社会ですね)から、お金を稼ぐことのできるひとが大きい恩恵を受けられる社会に変わるんです。いわば、ゲームチェンジのタイミングです。では、どうすればそのゲームチェンジのタイミングで将来的に大きい恩恵を受けられるか。それは20代にお金を稼ぐことのできる人間になることです。これは企業によって違うと考えられるかもしれません。たしかに企業や、業界によって稼ぐことができるかできないかというのが別れる場面もありますが、それも実力次第です。20代に仕事、もしくはビジネスを頑張ることができれば、30代、40代で他の人を圧倒する成果や、恩恵を受けられると思います。

これは僕が就職活動で世界でも大人気のアパレルブランドを受けていた際にいらっしゃった人事部長の方のお話です。その方は、1社目で総合商社に入社して、2社目で外資系のコンサルティングファームで20代を過ごしました。御存知の通り、外資系のコンサルティングファームはハードワークで知られています。その方はこんなことをおっしゃっていました。「20代はワークライフバランスのワークを優先したほうがいい。これで得られるメリットは2つある。1つは20代は失うものが少なく、ワークに存分に時間を割ける時期だから。結婚したり、子どもが生まれれば、ライフに時間を割くことが必然的に多くなってくる。20代はとくにワークを優先したほうがいい。2つめは、圧倒的な作業量をしたことにより、質が身についた。20代で総合商社や、外資系コンサルティングファームで圧倒的な作業量をしたからこそ、質が身についてきた。それにより、3社目の今では質が上がったからこそ、ライフにも時間を割くことができるようになった。もちろん年収も上がってね。」

僕はシンプルにすごい人だなと思いました。22歳のときにこのキャリアプランを思い描いていたわけではないようですが、とても戦略的に20代を過ごして、30代を楽しんでいるなと感じました。

この方の話と今までの話に共通するのが、先行者利益です。最初に頑張っていれば頑張っているほど、あとに得られる恩恵が大きい。1章でもお話した通り、社会人になって仕事以外の時間に勉強する人は少ない。そんな競争相手が少ない中で頑張れば、先行者利益は相当大きいものになると思います。これは色んな人が言っていますね。日本では本気で頑張れば勝ちやすい。と。

これを読んだみなさんが社会人になって頑張っていることを楽しみにしています。僕もがんばりますので、みなさんも是非一緒に頑張りましょう。


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