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3/1の解禁日に想うこと

どうもyousukehiraiです。

今回は、「3/1の解禁日に想うこと」というテーマで書きます。

なんでこんなことしてるんですか?

就活相談に乗っているときに、1人の就活生に言われた。「なんで就活の相談に乗っているんですか?」という趣旨の質問だろう。

僕はそのとき、「就活で自分が成長して、たくさんの人にお世話になったから、自分も就活生に貢献したいと思ったから。」と答えた。この回答は今でも間違いではないと言える。

自分が就活を始めたのが2019年5月。3回生の5月に始めた。体育会に所属していて、1つ上の先輩たちがちょうどESを出したり、面接を受けていたりしているときに始めた。早く始めようと思った理由は3つだ。

①自分の将来を半年程度で決めるのは嫌だったから。

②早くやったほうがいいことは今までの人生で気づいていたから。

③先輩たちの就活に疑問を感じて、自分の目で就活というものを見てみたかったから。

順番に補足しようと思う。

①自分の将来を半年程度で決めるのは嫌だったから。

就活は、今でこそ経団連の会長が就活ルール撤廃を唱って、2022年卒(今の大学2年生、新3年生)からは通年採用になるだろう。ただ、自分たち2020年卒の前の世代はいわゆる就活ルールのもと、就活をしている世代だ。僕は体育会サッカー部に所属しており、たくさんの先輩を見てきたが、僕が知る限り、就職活動を早期からしている人はごくわずかだったと思う。年明けからちらほら始める人が増え、3月解禁という就活ルールのもとそのタイムスケジュールで動いていた人が大半だったと思う。これは体育会サッカー部に所属しているから、ということも要因の1つだと思う。体育会に所属していれば、就職に困らないという古くからある謎の言い伝えのもと、3月から始めても6月には内定をもらい、就職活動を終えている先輩もたくさんいた。自分はこれにとても疑問を感じていた。「自分がこれから40年以上過ごす会社を半年足らずで決めるのはどうなんだろう?」

僕自身も勉強足らずで、今となれば、そもそも70歳くらいまで働くことになるこの日本で50年は働くわけだし、その会社にずっといるかと言うと、限りなくその可能性は低い、なんてことは分かっている。ただ、そんなことは就活を始めてから知ることができた。僕自身、自分が長く働くであろう会社は長い時間考えて決めたほうが良いと思い、早くから始める決断をした。

②早くやったほうがいいことは今までの人生で気づいていたから。

こちらに関しては、以前書いたnoteを読んでいただきたい。言いたいことはほとんど同じである。要約すると、早く始めたほうが得することが多いというわけだ。具体例を出しながら書いているので、ぜひとも読んでほしい。

③先輩たちの就活に疑問を感じて、自分の目で就活というものを見てみたかったから。

これは自分が面接や、面談の際に話していたこと。先輩たちの就活とは、「0→1で嘘をついて、それを本当であるかのようにいかに話すか、そしていかに大企業から内定をもらえるか」というゲームをしているように感じてそれに疑問を感じたから。

就活の本来の目的はマッチングのはず。志望している企業と自分自身がマッチするのかどうかを企業側が判断するのが面接の場であるはず。しかし、大企業に内定をもらえた人がゲームの勝者であるかのような会話が先輩から多く聞こえた。就活に勝ち負けはないはずなのに。企業に入ることが目的ではないのに。企業に入ってからが大事なのに。

当時、僕はこの言語化ができなかった。そこまで世の中のことを知らないし、就活とは何なのかが分からなかったから。だからこそ、早く始めて就活とは何なのか、他の人はどんな就活をしているのか。知る必要があった。

就活解禁の今日、就活を始める人へ

今日、マイナビ、リクナビに登録して、複数社にエントリーしている人

今すぐそれをやめて、就活に関する本やYouTube、NewsPicksの就活特集に目を通したり、社会人と話をしたほうがいい。



なぜなら、考える時間、量が圧倒的に少ないから。2019年春ごろから就活を始めた僕の後輩や、面談をした人たちは、夏インターン、秋インターン、早期選考、冬インターンを経験して、もうすでにある企業に内定承諾している。その企業で内定者インターンを始めたり、その企業主催のイベントを計画したり、内定先の企業の新卒採用責任者に選ばれたりしている。彼らはこれからも歩みを止めずに行動し続けるだろう。彼らと比べるわけではないが、この差はこれからも広がる一方だ。ならば、まずは就活とは何なのか、自分はどうなりたいのかを深堀りしていたほうがいい。また、世の中がどんな動きになっているのか、いま企業は何を重要視しているのかを調べたほうがいい。

大企業に入ることが目的の就活をしてほしくない。嘘をついて、その嘘をついた状態の自分で企業に入社してほしくない。きちんと自分の将来を考えた上で、就職活動をしてほしい。今ならまだ間に合うと思います。

これから就活を始める人は今一度考えてほしい。

就活のことや、その他でも質問、相談などあれば、

TwitterやFacebookにぜひご連絡ください。就活相談、面談などはありがたいことに去年から合計して100人以上とさせてもらいました。言語化できないことなどあれば一緒に考えましょう!

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