真珠腫性中耳炎 手術治療日記

2024年になり、CT検査と聴力検査を受けました。

3年ぶり?くらいのCT撮影。機械は変わっていないような気もしますが、技師さんの対応や撮影方法は変わっていました。

とても丁寧な感じでした。マニュアルが変わったのか、それとも技師さんがそういう人格だったのか。印象は良いです。

CTの次は聴力検査です。こちらは数ヶ月に一回は受けていました。こちらの技師さんも感じの良い人でした。昨今の医療機関はどこもこうなのか?暴れる患者が増えているとは聞きますが、「障らぬ神に」方式でとにかく丁寧な対応を心がけているのでしょうか?

医療サービスを受ける側の気持ちとしては、ありがたいというか、好印象を持ちますけど過剰なサービスに思えてしまって、ただただ医療従事者が大変だよなあとしみじみ思いました。

さて、2つの検査を終えて診察を受けます。

医師としては判断材料が出揃ったわけです。

主治医は「本日の検査結果を根拠として、手術が必要な状況になっていることを判断しました」と話されました。なんか丁寧。。

CT画像を見ると3年前の画像にはなかった「もの」が確かに写っていました。それなりのサイズで。頭蓋骨の破壊(?)なのかなんなのか骨が突破されて髄膜に到達されるまであと1mmであるのもわかりました。

髄膜に到達されれば髄膜炎の発症が引き起こされます。そちらは重大な症状を生みます。

あと1mm。この1mmを突破されるまではまだまだ時間を要するとのことで、今すぐ侵入を許すわけではないらしいです。けれど侵入を試みている真珠種と髄膜までの距離が骨1mmであることは確認されました。

オペですね。

聴力に関した話では、耳小骨が機能していない可能性を話されました。なので耳小骨の再建が必要であろう、との話でした。

私の考えでは鼓膜の向こうに水が溜まっている滲出性中耳炎の状態になっていることで聴力低下が生まれていると思っていましたから、耳小骨がイカれているとは想定外でした。

以前行った鼓室形成術をやることになるでしょう。あとは取れてしまったけどチューブ留置。

前回と同じような術式ですが、前回と同じことをしてもダメなので多少帰るところがあるみたいです。耳介から大きめの軟骨を採取して鼓膜の補強に充てるようです。

細かい話は術前の診察で説明を受けることになるでしょう。

入院期間は前回の半分くらいになりそうです。クリニカルパスが変更になったのでしょう。8年も経てばデータが集まってバリアンス分析が行われますし、他病院での報告とかもでているでしょうしね。

さしあたってオペが決定した経緯の記録でした。

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