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WEBデザイン学習 Vol.1

お疲れ様です。
デザイナーの岩井洋介です。

今月に仕事を辞めます。
というより既に有休消化に入りましたのであとは有休消化の間にどこまで
勉強するか?
そして、稼ぐか。

というわけなんですが、まだまだ学習不足な点があったので
この際、もう一度時間を使って一から学習しようかなと。
学習報告はひとまず置いといて、業界のスキルのことを今日は
アウトプットします。

必要スキル


おさらいです。
webデザインにおいて必要なスキル
・Photoshop
・コーディング(HTML CSS)
・WordPress
・figma


細かく言えばまだまだありますね。
・Illustrator
・Bootstrap
・マーケティング
などもできた方がいいだろうし。

一言にPhotoshopといっても
・解像度について
・カラートーンについて
・適切なヘッダーサイズについて
などなど。

一見シンプルそうに見えるwebデザインの世界でもなかなか短期間で習得するのは困難ですね。

ちなみに僕が人並み以上に習得できているのはPhotoshopくらいのものです。
なので今の仕事で言うとバナーや印刷用のPOPなどの制作依頼が多いです。

デザインの業界の単価事情

ココナラやクラウドソーシングなどを参考にしました。

1.バナー制作
 初心者のデザイナーが一番最初にいただく案件として多いのが
 バナー制作。
 1日一回はどこかのサイトやyahooの広告で目にする機会が多いですが
 おおよそ3000円〜1万円ほど。
 初心者のデザイナーの方は2000円くらいのものも目にしました。
 
所要時間(修正含まず)
 ヒアリングも含めると2~3時間ほどでは制作はできると思います。
 いただく素材にもよりますが、切り抜きが大変そうな画像の場合は
 時給換算1000円以下になることもあります。

2.サムネイル
 Youtubeで必須なものがサムネイル。
 動画を開く前に一覧表示で出ているいわば動画の表紙のようなもの。
 最近では写真にテキストのみ配置するものも増えていますが、
 特にビジネス系youtuberのサムネイルなどは結構こだわったものが多い
 です。
 1500円〜3000円ほど。

所要時間
 テキスト主体であれば2,30分ほどでも制作は可能。
 ある程度レイアウトを固定しているyoutuberさんも多いので
 単価は安いが、クライアントが毎日投稿している場合だと
 コンスタントに仕事はあるのでありがたい案件です。

3.SNSのヘッダー、youtubeのチャンネルアート
 twitterのプロフィール欄にある画像がヘッダー。
 youtubeでも投稿者のページには確実にヘッダーがありますね。
 twitterならどういう発信をしているのか?
 youtubeならどんな動画を出しているのか?を簡潔にわかりやすく
 伝えるために重要な画像です。
 2000円〜10000円ほど。
 
所要時間
 頻繁に変更するものではないのでこだわって制作したい方も多いです。
 その分、ヒアリングも深くなるし、制作にも時間が必要な場合が多い
 です。
 バナーと同じく2~3時間ほどでは制作はできると思います。

4.LP(ランディングページ)
 LPとは訪問者のアクションを誘導することに特化した縦長のレイアウトの
 ジのこと。
 訪問したユーザーに「購入」「お問い合わせ」「資料請求」などの行動を
 してもらうために作成します。
 最終的な成果であるコンバージョン(CV)を強く意識して作られるのが
 特徴です。
 縦長でテキストも多く、イラストや写真もあります。
 マーケティングを強く意識して制作されているページであり
 デザインだけではなく、HTML CSSを使ってコーディングという作業も
 発生します。
 安くても5万円ほど。高いと20万円以上。

所要時間
 LP1ページだけではなく、複数ページを一括して請け負うことも多いため
 制作時間はかなり長くなります。
 1日で終わることはかなり難易度が高いです。
 ヒアリングから含めると2週間〜1ヶ月ほどかかることも少なくないで 
 しょう。
 
 また、デザインとコーディングが主な作業になるため、デザインが完成し
 て、終わった〜と言う感じではない。
 
5.HP(ホームページ)
 今や大企業から中小企業、零細企業、街の飲食店、サロン、美容室など
 さまざまな業種業態でHPは制作されている。
 一般的にHPとなると会社というイメージが多い。いわゆるコーポレート 
 サイトと呼ばれるもの。
 そのほかにも採用のためのリクルートサイトや商品やサービスの
 ブランド力をPRするためのブランディングサイト。
 買い物をするためのECサイトも忘れてはならない。
 
 HPは一括して制作することが多いが、中には1ページだけといった依頼も
 珍しくない。
 一度だけクルージングのジャーナリストの方からトップページだけを制作
 して欲しいと依頼を受けたこともある。
 HP全てになるとWordPressを使うのかコードを使って制作するかによって
 価格は変動するが、5万円〜50万ほど。

所要時間
 HP1ページだけではなく、全てをコードで制作するとなると
 LPと同じかそれ以上の場合も多い。
 WordPressを使えばそこまで時間はかからない。
 使い慣れているテーマであれば2,3日でも制作は可能ば場合もある。

デザイン業界の現状と今後

webデザイナーは飽和状態。
たまにそんな声を聞くことがある。
だが、実際はそんなことは全くないと断言できる。
もし、そうなのであればこのタイミングで僕がフリーランスを
目指していることは滑稽だ。

2021年に経済産業省が発表した「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、2020年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、19.3兆円でした。2013年の11.2兆円から、70%以上も増加しています。

続いて、Webデザイナーを含むIT業界の人材についてのデータを見てみましょう。2019年に経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」では、IT人材の需要ギャップは年々増え続け、2030年時点では約45万人の人材が不足すると予測されています。

 

個人的に思う今後のwebデザイナーに必要なスキルは以下だ。
・AIやテンプレにはできないスキルを身につける。
 AIは毎日のように発達している。HPを簡単に作れると言う広告もよく
 目にするようになった。とはいえ、まだまだ人間のスキルには遠くおよ
 ばない。
 簡単には作れるが、簡単に作ったであろう見栄えでしかない。
 基本のPhotoshopにもAI機能は拡充されているが、それを応用できる
 のはやはり人間だけ。
・マーケティングスキルを身につける
 言われた通りに制作するデザイナーが増え過ぎている。
 自分なりの知識や経験を活かすことでもっとこうした方がいい。
 こうすればこう言う結果になるといったマーケティングのノウハウを
 蓄積することができれば仕事には困らない。
・アンテナを貼る
 移り変わりの多い業界。
 一昔前のトレンドがすぐに衰退してしまう。
 そのため昔ながらの思考でずっと制作しているようなデザイナーは
 衰退してしまう。

さて、明日も明後日も毎日がんばろう。