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先生修行中

今日は他装初級のお稽古の日。
私はお手伝いとして姉弟子と一緒に
教室のお生徒さんをお迎えする。

私はあくまでも「そこに居る」だけの人なので
盛り上がりを見守る人に徹して
時々迷ってる方にひと言添える程度で
あとは笑顔で合いの手をいれるのみ。
姉弟子は目配りがきくし、
声掛けのタイミングも素晴らしいので
そばに居たら色々と勉強になる。

こういう時つい、
私はこんなふうに言えないや。
こんな判断、私に出来ないや。
と姉弟子と自身のギャップに心は
しぼんで、
いつか一人でお生徒さんを迎える日を
想像して怖くなる。
そこが目的地のはずなのに。

足りないと思うなら努力と準備。
あとは度胸。
そして何より自分の持ち味を知ることと
それを目一杯使いきる覚悟。

「先生になったって間違えたら
ごめんねもう一回やらせて
って言えばいいんだよ」
という先生の言葉を思い出す。
本当に恐るべきは間違えることじゃなくて、
間違いを恐れて何にも始めず終わること。

今日姉弟子のようじゃなくても
少しずつ、見習って良いところを真似していけばいい。

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