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スタートアップ芸人  お笑い芸人からニートになった僕が「仲間力」で年商146億円の会社をつくった話

森武司
FIDIA(フィディア)株式会社代表取締役CEO


1.「仲間力=仲間をつくる力」が強ければ、どんなビジネスでも成功する。これからの時代、「仲間力」はビジネススキルとして強力な武器となる。   

「仲間力」とは、「仲間を作る力」のことです。そもそも事業において一番大切なのは、「誰とやるか」が重要だと著者はいいます。よく「友達と起業してはいけない」と言われますが、これは日本特有と言っても過言ではありません。

事実として、Googleの共同創業者であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンはスタンフォード大学で知り合い、仲間となります。アップルのスティーブ・ジョブズには、スティーブ・ウォズニアックという仲間。メタのマーク・ザッカー・バーグはハーバード大学の仲間と創業しています。これを踏まえると、「仲間」を作る「仲間力」がいかに大事かが伺えます。

2.新卒採用の公式 
能力×情熱(やる気)×人間性(方向性)

会社の4大経営資源といえば、「ヒト・モノ・カネ・情報」と言われますが、著者が最も重視しているのは、「ヒト」です。ではどうすれば、その重要な経営資源である「ヒト」をうまく採用することができるのか?それが「能力×情熱(やる気)×人間性(方向性)」です。それもこの3つを同時に満たしている人が理想です。なぜならどんな能力と情熱があっても、人間性が最悪であれば元も子もないからです。

3.役員の仲のよさと業績のよさは比例する。

著者の会社である「フィディア」の役員会は月1回必ず行うようにしているといいます。たとえどんな偉い人が来ようが、どんな予定があろうが、とにかく役員会を優先させています。重視しているのは役員会が終わった後の飲み会です。普段行けないようなお店に行き、毎月小さな祝勝会を行います。役員会に欠席しても、この飲み会は必ず出席するように声をかけているほどです。仲の良さを重視することが、業績のよさに繋がっているといいます。

そもそも人間は理屈ではなく感情で動く生き物です。大好きな人のためなら、大変なことでも積極的になるのに、嫌いな人には会釈すらしない。お互いがお互いを尊敬していれば、協力し合うようになり、生産性は上がります。

まとめ

仲間の存在は人生において極めて重要です。困難に直面した時、仲間は支えとなり、共に乗り越える力を与えてくれます。喜びや悲しみを分かち合うことで、感情が豊かになり、人間関係が深まります。さらに、異なる視点や意見を持つ仲間との交流は自己成長を促し、新たな発見や学びを得る機会を増やします。仲間と共に過ごす時間は、人生の価値を高める大切な宝物となります。

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