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(実録)自作曲で世界に挑戦 第4話 AIとわたしと世界と

音楽制作にAIを使用するということを明記

Spotifyのアーティストページのプロファイルに以下のように明記した。

"Neural Chord blends AI with human ingenuity to forge unique musical experiences. We create distinctive songs by mixing AI-suggested melodies and chords, with human emotion enriching our compositions. Using AI as a new "instrument," we aim to redefine music, proving AI can produce tracks that extend beyond automation. Our goal is to showcase the captivating possibilities of new music to listeners."

(Neural Chord は AI と人間の創意工夫を融合させて、ユニークな音楽体験を生み出します。 AI が提案したメロディーとコードを組み合わせて、人間の感情が楽曲を豊かにすることで、特徴的な曲を作成します。 AI を新しい「楽器」として使用し、AI が自動化を超えたトラックを生成できることを証明し、音楽を再定義することを目指しています。 私たちの目標は、新しい音楽の魅惑的な可能性をリスナーに紹介することです。)

以前の音楽ユニット Yousetsu Welders で私の音楽を中傷するメールを何件か受け取ったことがあります。英語で書かれていました。送信元は不明です。ツールを使ったのでしょう。
「AI音楽はクソだ」「AIなんか使いやがって、アホめ」
だいたいこんな感じの内容でした。
Yousetsu Welders はプロフィールにはAIについての記述はなかったので、(ほぼアルバムリリースの情報しかない。手抜きと言われれればそうだったかもしれないが)要は曲を聴いて生身のバンドだと思ったのに、実はAIの歌声でバンドは存在しないと知り、腹を立てているのだと分かりました。
そこで、今回は最初からプロフィールに明記しておくことにしたのです。

AI音楽についての議論

AIによる音楽についての是非の議論をわたしはする気はありません。
ただわたしの楽曲はAI生成のワンクリックやツークリックで簡単に制作したものではないし、適当に作った曲はそれなりにしか聴こえないので、耳の肥えたキュレーターやミュージシャンが認めることは有り得ません。

今回、キュレーターたちに曲を送るときにも上記のAIに関する文章を付けて送っていますので、AIが気に入らないキュレーターは曲を無視するだろうし、リスト入りを承認しないでしょう。
すべてオープンにしているのでフェアな態度といえるはずです。

わたしも、ワンクリックや自動BOTで作成されたAI生成の音楽は、聴いていて退屈を感じます。
なぜなら人の手が何も加わっていないからです。
AIを使った音楽といっても様々で、AIを道具として考えればものは使いようで良いものも作り出せるはずです。

AIはまだ発展途上だから、今後どのようになるかはわからないし、現状では好みの問題でいいのではないでしょうか?
AI音楽は嫌いだから聴かないならそれでいいし、AIの曲でも良ければ聴くというのでもいい。お好きにどうぞという感じでしょうか。

to be continue…
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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