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もし明日でリモートワークが終わったら? 映画『ラスト リモート ショー』

リモートワーク(テレワーク)をはじめ、レッスン系も飲み会も、そしてイベントもオンラインでの開催が珍しくない現在。

オンラインにはオンラインの良さがあるなぁ…なんて感じることも多くなってきたところですが、

「はい、明日から以前のようなオフラインに戻りまーす!」

と言われたらどうしますか?

今日ご紹介する映画『ラスト リモート ショー』は、とあるオンラインマッチングサービス終了直前の10分間で起きた、人々の葛藤と行動を描いた短編作品です。

非常事態宣言の解除に伴い、オンライン飲み会マッチングサービスの終了が告げられた。残り時間は10分。利用者たちは最後の連絡を取り合う。

オンラインだからこそ出会うこと、つながることができた、

・英語学習をきっかけに仲を深めてきた男女
・同じ相手に思いを寄せる親友同士と2人の間で心揺れる女性
・登録して以来、誰とも話さなかった男性

それぞれがオンライン上で築いてきた世界が終わる。

その時、一体どんな行動をとるのか。もし自分なら…と考えさせられると同時に、もうすぐその日がやってくる期待と不安に包まれる物語になっています。

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慣れというのは怖いもので、会えない、外出できないならそれに順応しようとするのが人間です。外食を控えるうちに外食が怖くなってきたり、常に手洗いうがい、消毒をしないと気がすまなくなってきたり。以前とは生活スタイルが変わっても不思議ではありません。

早く以前のような日常が戻ってきてほしいと願う人もいれば、オンラインの方が好きな人、効率が上る人、もっと単純に言えばオンラインの方が「幸せ」な人もいる。

どちらかを優劣つけるつもりはありませんが、オンラインになったことで変わることができた、達成できたこともあるはず…。

それぞれの立場や思惑を持った登場人物たちを自分に置き換えてみると、別の発見があると思います。

いつかくるその日までに見てください。

それではまた。ご存じ、ゆうせいでした。


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