クライアント満足度が高い建物の特徴
結論から申し上げますと、
1、造園
2、家具や小物
この辺りまできちんとバランス良く配慮出来れば出来る程、クライアント様の満足度、愛着度が一味違ってきます。熱量が高くなる感じです。
やはり建物全体の『空気感』が変わるからでしょう。
勿論、それらの要素を削ったから不満足と言う意味ではなく、皆さん素敵に暮らされていますが、より良くなるといった感じです。
とはいえ、実際、建築は広くしたくても後で広げにくいし、造園や家具は後からどうにかなるしと言った考えになってしまいがちです。
最近のクライアントさんも設計中は正直迷ったけど『一番やってよかったと思う事は造園だ』とおっしゃられていました。
僕は造園家では無いですが、非常に嬉しい言葉です。
建築は人の目的物として物量が大きいので主役に思われがちですが、人の気持ちや周辺の物、そして自然と繋がる要素が主役で建物は黒子的感覚が良いと思っています。作っている本質の部分は形ではないような気がします。
予算の桁が変われども人の要望はそれ以上で、資本主義の世の中、人はどうしても表層的な数字にすぐ惑わされると思います。
そこで必要なテーマは『本質』と『バランス』
●『本質』はご自身で向き合うのが一番!無理だったら誰かに聞いてもらうのが良いでしょう?なぜ?なぜ?なぜ?と、TOYOTAでは5回何故を繰り返す事が有名ですよね。
●『バランス』は感覚の近い事を実際経験がある人に教えてもらうのがよいのではと思います。
僕も経験が無い用途を設計する時は体験する事と先輩に教えてもらったりコラボさせてもらったりしています。
決められた予算の中で『本質』と『バランス』を忘れませんように!!
クリエーティブの力で人がもっと本質的に豊かな状況を作り出す活動費に使っていきます。 先ずは自分自身で体系化出来た事などをお伝え出来ればと思います。 次に、過去にクリエーターズシェアオフィスや、デザインアートの実行委員長をしていたように、周りの人と共に新たな活動をしていきます。