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幸せのカタチ

仕事探しのアレコレの中で、しっかり洗い出すのは「キャリア」や「スキル」じゃないかもしれない。

長らくひとつのことを極めた場合、あるいは突出した実績を持っている場合は、胸を張ってそれを強みに推していいと思う。
しかし多くの場合「元の社内でも普通」という感じで、わたしは特に社のいろんな制度やタイミングの都合も重なって、玉突き転々異動になった。
兼務のかたちで、長いこと「どの部署でもこれ担当っすね」ということはあるけれど、あくまで兼務の何でも屋さん稼業。
専門部署があって、専属職種でやってきた人には敵わない。

“社内では普通”でも、社外では「すごい!」になることもあるけど、求人票要件で職種名とか年数で合致しないとお互いにピンと来ないことも多そうだなぁと感じてます。

中途の即戦力としての転職で、何を今更と言われるかもしれないんだけど……「できること」の結果出せることより、「どう生きたいか」っていう幸せ軸を明確にして、自己分析やり直ししてる。

例えば営業系業務。
目標達成度にしても、年数にしても、法人個人にしても、経験はあるし、それなりに成績もよろしかったです。
ですが、その「それなりの成績」はかなり人の倍の労力手間暇、勉強含めて、やってやってやりぬいて、のもの。
そう、表面的には「なかなか優秀」な数字を作れていても、適性は低いと思ってる。
本当に適性ある人は、わたしの半分のコストでこのくらいの結果は出してるよねってゆう。

逆に、兼務でずーっとやってきてたことは、強いて言えば業務フローの改善や、業務企画みたいに呼ばれる領域の、部署単位の課題解決ミッション。
営業にかける自助努力の半分以下でも、サクサク取り組める。ロス率の削減なんかも、その会社で求められてた水準以上に改善できてきてた。

専属職種や部署もない会社だからこそ、何でも屋だったんで、逆にそう言う職種ピンポイントで求人かけている会社では「専門性がない」ことになるから、ご縁は薄いなーと。

マーケティング領域も、PRも、担当してる商品や、イベント企画で必要ならなんでもやらざるを得なかったし、SEOのことなども専門家不在の組織だと勉強してやるしかなかったし。
やるしかなかったっていうのは、自分がそのツール使って結果出したかったら、って言う意味で別に会社はどっちでもいいよ!って感じだった。
で、やればやっただけ楽しくなっていった。

営業は、数字がどうでも、楽しくも嬉しくも無く、お客様に結果出せたかどうかのがやり甲斐だったし、そのおかげで数字がついてくるパターン。
締め日だとかなんだとかで数字を少しでも積むための割引はしない。
割と高額発注を、時間かけてもきちっと定価でまとめる方が……クライアントにとっても良い結果につながるんだよなぁ……(小売じゃ無い無形商材営業だと余計かな?)
でもこのやり方だと、計画とかわからんよね。
ちゃんとなぜか年単位では辻褄合うというか……上積み達成になるんだけど。計算してやってるかと言われると、「愚直にやってるだけ」だから弱いです。


わたしは、ひとまず。
常識の範囲で帰宅して自宅でしっかりお風呂と睡眠の時間を持ちたい。
土日(じゃなくてもいいんだけど)休みを、予定通りきちんと取りたい。
どんな仕事でも、つい、「もっともっと」とやりまくっちゃうんだけど……それだけやって「そこそこいいね」くらいの結果じゃなくて、甲斐のある、伸び代ある業務に邁進したいな……。

どう生きたいか?

ゴーギャンの画集を眺めながら、そんなことをもやもや自問自答してる無職の転職活動。

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