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1日は耐久レースと考える


「あなたが集中できる時間はいつだろう?」

こんな質問があったとき、何て答えるだろう?

朝型、昼型、夜型など、いろんな回答があると思う。

結論、これは大昔からの遺伝だったりする部分もあるため、明確な正解はない。

まだマンモスとかも存在していた時代__。

世の中には敵が多かった。

火が使えるようになって、文明というものが出来上がっていくまでには、食べる以前に生きることに必死だったのである。

そんな中、夜に誰もが安心して眠れる環境が、当時にはなかった。

そんな時、夜の見張り番をしていたようなご先祖様だったり、昼夜逆転の夜行生活をしていたような一族の遺伝子を持つ人が、夜型になっているんじゃないかと思われる。

とはいえ、全体の母数としては日中稼働している人の方が多いだろう。

朝起きて、仕事や学校に行き、夜に眠る。

睡眠時間中に体力を回復させ、また”明日”に備える。

こんな毎日のはずだ。

体力を回復させるタイミングが夜ということは、体力が一番残っているのは必然的に朝となる。

今回のテーマである『耐久レース』とは、言い換えると「朝が一番体力が残っているよ」ということだ。

日頃のストレスも重なり、夜にゲームをしたりスマホを見るなどでブルーライトを浴びる…

すると脳の細胞が活性化され、眠れなくなり、夜更かしをする…という話はよく耳にするだろう。

夜更かしを繰り返していると、体力を回復させるはずの睡眠時間を満足に確保することができない。

それだけでなく、睡眠の質部分も低下しやすくなってしまう。

1日というマラソンを走り切るためには、必要なエネルギーを蓄えておく必要があるのだ。

体力が有り余っている状態の朝は、身体が軽い。

気分も晴れやか。

何より、1日を通して集中力がとても高く、保ちやすくもなる。

前日に解けなかった問題も、簡単に解くことができたりするのも朝に多い傾向にある。

普段日中には3時間ほどかかる作業も、朝であれば1時間もかからず終えることができたりもする。

耐久レースと考えた時、エネルギーの配分はもちろんのことではあるが、リズムに乗るために朝イチに一気に負荷を持ってくるのも作戦のうちだ。

良いスタートが切れると、1日を通して心が前向きになる。

前向きになると、作業や思考も捗るようになってくる。

難しいことがある予定を、なるべく夜に持ってこないようにしよう。

朝を、もっと有効活用していこう。

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