小さなご褒美は、こまめにたくさん。
“集中モード”に入るために必要なことって何だろう?
これは人によってそれぞれ違うもの。
例えばメジャーリーガーのイチロー選手は、打席に立った際に腕をまくる習慣がある。
バレーボールでも、木村選手はレシーブの動作を何回か繰り返してから、次の動作に入ったりすることが有名だ。
こういった『ルーティーン』は、もっと身近なところにも存在している。
学校や職場で、朝礼はないだろうか。
出欠をとったり、1日の目標や業務を話したり、連絡事項の共有やすり合わせを行う時間。
これを行うことで、まだ起き切っていない脳や気分を活性化させ、勉強や仕事モードに切り替わる人は意外にも多いんじゃないだろうか。
ルーティーンの必要性は、いろんな本や記事で語られている。
だけどこの記事は、そういった習慣についてを書きたいわけではない。
なぜかと言うと、再現性がないからだ。
何千回、何万回と同じ動作を繰り返し、成功体験や成功イメージを刷り込んでいくのがルーティーン。
でもその領域にたどり着くためには、果てしなく時間と労力が必要だ。
そういった錬磨をもとに身につけた”集中モード”ほど強いものはないけれど、今回はもっと簡単な方法を紹介したい。
それはタイトルの通り、小さなご褒美を作ることだ。
「そんなのわかりきっている」
「誰だってできるじゃん」
という気持ちになるのは、とてもわかる。
しかし逆に簡単すぎて、多くの人が実行していないのも事実だ。
だからこそ、こまめにたくさんを意識して、コツコツと計画に入れ込んでいこう。
例:)
・20分集中して勉強→ゲームを10分(ご褒美)→20分集中して勉強…※繰り返し
・10分集中して読書→5分ネットサーフィン(ご褒美)→10分集中して読書…※繰り返し
・5分集中して筋トレ→マンガ1話分読む(ご褒美)→5分集中して筋トレ…※繰り返し
こんな感じで、時間や個数など数字で区切ると実行しやすい。
時間や個数を決めることで、終わりが見えるようになる。
終わりが見えるようになると、燻っているやる気にも火がつきやすくなる。
何かを得るためには、かならず継続という錬磨が必要だ。
この方法によって、あなたの習慣に何かしらの影響を与えられると幸いである。
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