最高の贈り物

新人営業の時代の話。

とにかくプライドが高く、誰のいうことにも耳をかさなかった。
運も手伝って、成績はよかった。ご想像の通り、2年目以降はパッとしなかった。

ただ、そんな私に何度も何度も経営者としての視点、管理者としての視点で話をし続けてくれた役員の方がいた。

俺がお前の時にはもう社長だった。
粒の小さい話をするな。
どんな状況でも見方を変えればチャンスだ。
悪いことほど、早く報告しろ。
今までの延長線上には何もない。
当たり前のことを当たり前に。

今だからこそ分かるのです。

言われている言葉そのものが素晴らしいのではなく、こんな私に対して、今のままではダメだぞと伝え続け、信じ続けてくれていることに経営者、マネージャーとしての視点があることに。


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