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鶏のから揚げ

子どもの頃、夜寝る前に冷蔵庫をあけて、鶏肉が醤油に漬けられていると
「明日の晩ごはんはから揚げだ」とわかり、うれしい気持ちなったものでした。

母のから揚げは少し変わっていて、鶏肉に下味をつけるときに、一緒にねぎを刻んでいれていました。
また、から揚げというと、小麦粉、片栗粉、たまごなどで衣を作るのが一般的ですが、片栗粉のみをまぶして揚げていました。
今思えば、から揚げ、というよりも、竜田揚げ、といったほうが適切なのかもしれません。

母の隣で、から揚げをできた傍からつまみ食い。
きれいに粉をふいたサクサクのから揚げは、私をなんとも幸せな気持ちにさせてくれました。

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鶏のから揚げ

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鶏もも肉      300g
●醤油       大さじ1と1/2
●酒        大さじ1/2
●生姜しぼり汁   大さじ1/2
●ねぎみじん切り  1/2本
●ごま油      小さじ1/2
片栗粉       適量
(お好みで)塩   少々

下準備
・生姜はすりおろし、汁を絞っておく。
・ねぎはみじん切りにする。
・鶏肉をひと口大に切る(12−15等分くらい)。
・鶏肉をボウルに入れ、●を入れて軽くもみ、そのまま冷蔵庫でひと晩漬け込む。

①鶏肉を室温に戻す(30分程度)。
②鶏肉の汁気をしっかり拭きとり、片栗粉をまぶす。
③鶏肉を160−170度の油でゆっくり揚げる。
片栗粉が剥がれやすいので、片栗粉が固まるまで触らないようにする。
お好みで塩をかけて食べても。

POINT
鶏肉は常温に戻します。鶏肉の中心まで火が通りやすくなり、過加熱を防ぐことができるので、しっとりジューシーに仕上がります。
また、揚げている途中で鶏肉の水分が外に出にくくなるため、表面がサクッと仕上がります。

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