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女性ならではの"感性"を活かしたチャレンジを、わたしたちが応援します。

女性のみなさん、人一倍「好き!」と言えること、心ときめくものはなんですか?もしかしたらあなたのその「好き」は、自分だけでない誰かの人生や世の中の「あたりまえ」をがらりと変えるほど、大きな変化のタネかもしれません。

オーダーメイドネイルアプリ「YourNail」を運営するuni'queでは、女性ならではの感性を活かしたアイデアを全力で応援するべく、インキュベーションプロジェクトをスタートします。
「やってみたいことはあるけれど、事業化なんてどうしたらいいかまるでわからない」。そんな人こそ、秘めてきたその想いを私たちに教えてください。アイデアをカタチにするために必要なことを一緒に考え、チームとしてともに事業化を目指していきませんか?

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今回はこの取り組みへの想いや、どんな人にチャレンジして欲しいのかなど、uni'queメンバーが座談会形式で語ります。アイデアが採択された場合、共に活動することにもなるuni'queメンバーの人となりや、uni’queとは一体どんな集団なのかについてもお伝えできればと思います。

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<京谷 実穂:Miho Kyoya>
大手メーカーにてインハウスデザイナーを経験した後、株式会社Voicyとuni'queの2社でデザイナーとして務める。uni'queではUI/UXデザインからネイルのパーツまで、デザイン全般を受け持つ。

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<加古 萌:Moe Kako>
DeSCヘルスケア株式会社にて、ヘルスケアサービス開発のマネージャーとして勤務。uni'queではプロダクトマネージャーを務めるほか、2児の母としての顔も持つ。

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<谷畑 朋美:Tomomi Yabata>
スタートアップ企業のPRやマーケティングコミュニケーションとして複数社携わり、現在Sun* Inc.とuni'queにてPR担当として務める。uni’queではマーケットリレーション&広報業務を担当する。

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<雀部 明日香:Asuka Sasabe>
株式会社トリティアン代表。様々な企業のコミュニティ運営支援やイベントプロデュースなどを行う。uni’queではコミュニティマネージャーとしてユーザー会のサポートを担当している。

uni'queメンバー、それぞれのはじまり。

京谷:この中で一番古いメンバーは私ですね。もともと代表の若宮さんと同じ会社で働いていて、退職後に起業されるということでお声がけをいただいたのがきっかけでした。若宮さんから、「モノゴトに対して“かわいい”と感じる女性特有の感性価値を最大化することで、女性の活躍を後押しするサービスを作りたいんだ」ということを聞いて、すごく共感したんです。

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私自身はデザインを仕事にしてきて、「コレかわいいな」とか「なんかいいな」みたいな感覚を持ってデザインしても、会社の中では必ずロジカルな説明を求められてうまくその感覚が伝わらないなと感じることが多くて。だから、「なんかいい!」みたいな価値を言葉で説明しなくてもそのままカタチにできるってすごく魅力的に思えて、私も参加させてくださいと言ったのが2年前のことでした。そこからは2ヶ月ぐらいでばーっとサービスを作り上げていったのですが、大企業にはないスタートアップならではのスピード感というのもすごく新鮮でした。

加古:京谷さんの次は私です。uni'queに最初に関わり始めたのは第二子の育休中で、若宮さんがFacebookでメンバーを募集されているのを見てすぐに手を挙げました。私、もともとYourNailというサービスがすっごく好きで。以前はずっとジェルネイルをしてたんですけど、子供が生まれてからは全然できなくなっていたので「このサービスめっちゃいいじゃん!」ってずっと思ってたんですよ。普通は会社の仕事って自分の好きなことだけできるわけじゃないですけど、自分自身がターゲットとしてこのサービスいいなって思えるものにも関わってみたくて、uni'queに加わりました。

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ちょうど育休中で時間に余裕があったのと、「複業メンバーだけの集団」というところにも惹かれました。会社の仕事に加えて、ママ業っていうのもちゃんとひとつの業と捉えて関わっていくこととか、複業メンバーだけでちゃんと実績を出すという社会実験をするんだっていう意気込みに共感したんです。

谷畑:若宮さんと知り合ったのは、とある企業のオープニングパーティーでした。その後しばらくして私が美容品関連の会社に転職するということになったとき、改めて若宮さんからお誘いいただいて最初はコミュニティイベントの運営をしていたのですが、uni'queのPRも担当することに。本業もuni'queも女性がメインターゲットということで、いい相乗効果が出せるんじゃないかなと。自分自身BtoBのPRしかやったことなかったので、toCサービスのPRに挑戦したい気持ちもありました。私は正直ネイルとか全然興味がなかった人なんですけど(笑)、初めてYourNailのネイルシールを貼ってみたときにすごい感動したんです。えっ、こんなにきれいにできるの?って驚いて、これはいいな、やってみたいなと思いました。

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雀部:私は若宮さんに初めてお会いしたとき、ちょうどYourNailでユーザー会が始まってこれからコミュニティを拡大していきたいんだというお話を聞いたんです。私自身はもともとゲームのコミュニティをやっていたし、女性向けのサービスをやりたかったというのもあってすごく興味を持ったのですが、当時は本業が忙しすぎて複業としてでもちょっと厳しいかなというので諦めていて。去年の今頃、そろそろ独立しようかなと考えたときに、そういえばあのネイルのサービスもやりたいと思ってたんだ!と思い出して久しぶりに若宮さんにご連絡してuni'queに加わることになりました。

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京谷さんも言っていましたけど、私もすごくロジカルな説明を求められる会社にいたんです。特にコミュニティをやっていると、人の感情みたいに数字で表せないようなものを、「数字として見える成果にして出しなさい」と言われてきて。だから、女性の感性とか「かわいい」って感覚をサービスにそのまま活かすっていうコンセプトが素晴らしいなって思いました。しかもそれを女性が言うんじゃなくて、男性の若宮さんが言ってくれるっていうのにすごく響くものがあって。

全員「複業」なuni'queメンバーのワークスタイル

雀部:実際にメンバーになってからも、思っていたよりもそこまで工数を取られているわけじゃないなというのは最近感じていて。複業をしていても、もっとできるかも!と今は思っています。

加古:まずはSlackに入ってお試ししながら、続けていけそうだったらというスタイルでスタートしたので、本格的にジョインしてからの感覚も変わらなくてスムーズでしたね。働き方もフレキシブルなので、育休が終わって本業の方に復帰してからも、バランスをとってやってこれています。メンバー同士が遠隔だからこその良さと、難しさっていうのもそれぞれあるけど、なんとなくいつも会ってるようなゆるいつながり感は感じます。

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雀部:私、「つながりタイム」(週1回のオンラインミーティング)がすごくいい時間だなと思っていて。こうやって久しぶりに集まっても久しぶりって感じがしないし、ちゃんとつながって会話できてる!って感じがありますよね。

京谷:そうですね。最近になって「ゆるくつながってる」って感じが出てきたのは、すごくいいなって私も思います。リモートワークの試行錯誤をしてきた中で、だんだんと良くなってきているのかなぁっていう感じがしますね。

谷畑:私は、「そんなに頑張ってないけど、いい感じ」ですね。最初は女性向けのサービスとかBtoCのサービスって難しそうだなって思ってたんですけど、今はメディアの人に会うたびにいろんなネタが増えていくのがうれしくて。本業の方でリリースを出したタイミングにも、ついでにこういうの(YourNail)もありますよっていう話をすると新しい取材につながったりして、複業の相乗効果を感じます。uni'queもYourNailもメディアからの注目度が高くて、私が一生懸命PRするよりもどんどん向こうから問い合わせがくるっていうのがすごくあるんです。だから、そんなに頑張ってないけど、いい感じで(笑)

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メンバーが感じる、「YourNail」のいいところ

京谷:YourNailにはすごく、ポジティブなエネルギーが集まっているなって思っていて。当初コンセプトを練っていたとき、「好きが集まる場所」というキーワードも出ていたんですけど、結果的にそういうカタチになってきてるなって思うんです。前職だと「バグがあった!」とかマイナスな反応は届くんだけど、作ったものを「好き!」って言ってもらえるようなポジティブな反応ってほとんど届いてこなかったんですね。今はユーザーさんから「こういうサービスを作ってくれてありがとうございます」っていううれしい声をダイレクトにもらえたりもして、そんなサービスに関われるってこともすごいなって思っています。

雀部:私はユーザー会を担当しているので直接ユーザーさんと触れ合う機会が多いんですけど、YourNailのユーザーさんはとても雰囲気が良くて、殺伐とした感じとかが全くないなぁと感じます。初対面の女性ばっかりが集まってきているのに、なかなかすごいことですよね。

加古:私はママ友にこのサービスを紹介すると、ほぼ100%「めっちゃいいやんこれ」って言われるんですよ。マニキュアだと乾くのに時間がかかったり乾く前に触ってしまってヨレちゃうことも多いので、YourNailは忙しいママさんとの相性がすごく良くて。私がサンプルを持って行って貼ってあげると、みんな顔がすごく明るくなるんですね。そういう、本当にいいものを作っているんだなということが実感できるところが私は好きだなぁって思うんです。

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谷畑:私の場合、YourNailに関わる以前はBtoBの広報が多かったんですけど、YourNailは一般ユーザーさん向けなのでテレビとかヤフーニュースなどの影響力のあるメディアに出たときにどどっとユーザーさんが増えて反応ががあるのがすごく楽しいです。メディアで露出したことをきっかけに入ってきたユーザーさんが人気ユーザーへと育っていったり、そういう変化が見えるのですごくやりがいを感じられますね。それから、ユーザーさんが私たちよりもずっとサービスとか裏技に詳しかったりもして、それも面白いし、サービスが愛されていてうれしいなって。

雀部:そう。すごく、余白が生きているって感じがしますよね。バグがあったときやサービスとして足りないことなどはユーザーさんの方が先に気づいて色々ご指摘してくださることも多いですけど、それだけ運営側と同じような視点で愛情を持って関わり合っていただけてて、すごく「巻き込めてるな」って感じます。

Yourのスタートにあたって

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京谷:uni'queがこれから取り組むのは、女性が目指す起業やアイデアを応募してもらって、私たちの中で2票が集まったらYourNailと同じように一緒に事業化を目指していくということです。なので、選ばれた方にはuni'queの新しいメンバーとして加わっていただくことになるのですが、こんな人が応募してくれたらいいなっていうのはみなさんありますか?

雀部:起業っていうとパワフルでイケイケの女性起業家っていう人ばっかりっていうイメージがありますけど、一見おとなしそうなんだけど表に出ていない闘志をすごく持っているような人もぜひ応募してくれるとうれしいですね。いろんなタイプの人がいるといいなと思いました。

京谷:そうですね。やっぱり起業ってハードル高そうに見えると思うんですけど、気後れせずにぜひ応募してもらいたいです。パワーのある人は今までもどんどん発信したりチャレンジしたりということができたと思うんですけど、今までアイデアは持っていたけれど発信できていなかったとか、どうしていいかわからなくてずっと温めてきたという人にはすごくいいチャンスだと思います。

雀部:私自身も起業した経験から感じているのは、まずは自分で営業をかけなきゃならないし、資金のことも考えなきゃならないし、チームも作っていかなきゃならないので、一人で始めるのはすごく大変だなと思うんです。このインキュベーションプログラムに応募して採択されることで、その大変なステップがだいぶ省略されるというか、すでに仲間がいて補ってもらえる土台ができるというのはすごくいいなと思うんです。タイミングが合えば本当に私が応募したかったぐらいで。だから自分の力だけでは全然できないと思っている人でも、応募はしてみてほしいです。

谷畑:例えばアプリやWebサービスのようなITが関わるサービスを新規に立ち上げようとしても、IT業界出身でツテがある人でなければどこからエンジニアやデザイナーを探していいのかすらわからないですもんね。だから、ガチガチのIT業界とかじゃない人からの応募もあるといいですよね。

京谷:確かに。そういう今いるメンバーとは全く業界が違う人からのアイデアも楽しみですね。必ずしもIT系のサービスにしなければならないわけでもないですし、とにかく新鮮なアイデアと仲間を求めています!

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やりたいことや突出した「好き!」を持っていれば、プランが固まっていなくてもOKです。初期段階から一緒に考えて、女性ならではの感性が最大限に活きる新しい事業と働き方を作り上げていきましょう。たくさんのご応募をお待ちしております。

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文・撮影:Naoko Kikuchi 編集:YourMagazine 

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