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「好き」見つける「写真教室」


「写真教室」の特徴

 当写真教室の特徴は、講師の私がただ一方的に話をしたり指導をするような座学的な教室ではなくて、参加者皆さんと撮り歩きに出かけたり、参加者さんにご自身の写真を解説してもらったりするワークショップ的な教室になっています。

①参加者同士の写真を見せ合って学び合います

 当写真教室では、午前と午後の2回、参加者みんなで外に出て街を歩き回りながら写真を撮ります。そして、撮った写真からそれぞれが決めたテーマに沿って写真を3枚選んで提出していただきます。
 その写真をモニターに写しながら私が解説やコメントを入れながら紹介します。参加者には、テーマと何をどう見せたくて撮ったのかを訪ねます。

帽子についた雪を撮る参加者さん

 同じ時間、同じ場所で撮影した写真ですが、一つとして似たような写真はありません。お互いの写真を見比べたり、解説を聞いたりすることで、自分の興味や関心、「好き」なコトが改めて見えてきます。
 また、自分にはない視点、撮り方、興味関心に振れることで、あらたに自分の「好き」に気がつくとことができます。

自分が撮った写真の解説をする参加者さん

②写真技術ではなく、被写体への想いを意識します

 当写真教室では、絞り、シャッタースピード、ピントなど写真理論や技術の難しい話よりも、「何を撮りたくて、どう見せたいか?」を中心に教室を進めています。
 今の時代は、スマホでもデジカメでも、オート機能の充実でシャッターを押せば簡単にきれいな写真が撮ることができます。また、写真の技術や理論もある程度インターネットの動画などで学ぶことができます。
 そういう時代なので、被写体選びや見せ方に撮影者の個性や意図が反映してきます。それは、被写体にレンズを向けてシャッターを切った動機や被写体への想いということもできると思います。当写真教室では、その想いや動機、つまり「好き」にフォーカスを当てて、「好き」を引き出して活かす写真表現をに近づくことを目指しています。

妻に初めて贈った指輪
写るんですを構える息子
年1回の家族写真

③写真を通して自分の「好き」を見つける

 スマホの中の写真を見て頂くと分かると思うのですが、人が写真を撮るのは、興味のある物や好きなモノ、大切な人や家族やペット、きれいだなと思った景色や花、覚えておきたい瞬間などなど、、、。
 嫌いな人や汚いと思ったモノに、わざわざレンズを向けてシャッターを切ったりはあまりしませんよね。
 つまり、皆さんの写真は皆さんの「好き」の集まりだと言うことが出来ると思います。そこで、改めて「好き」を意識して、より整理しやすいようにテーマを設定して頂いて、撮影をして頂きます。すると、自分の「好き」や「興味」その傾向を見つけることが出来ます。

敬愛する歌い手の歌姿
雪柳、冬枯れの枝、空
小さな花と大きな木

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