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禁煙のモチベート

禁煙するにあたって、さてどうやるか?が悩みどころでした。
私のまわりで禁煙した人は
・禁煙外来(チャンピックス)
・パイポ、ニコレスなどで徐々に
・気合い(自力)
の三種類でやめた人がいました。それぞれに話を聞きまして、どうやるか?をとりあえず決めていきました。

Aさん 禁煙外来による挑戦

知り合いのAさん(女性、40代、喫煙歴20年、紙タバコ、彼氏と同棲中)は、喫煙歴の長さと同棲している彼氏も喫煙者ということもあり、自力では無理だと判断しました。
数年前に禁煙外来の保険診療枠の拡大を受けてにわかに禁煙外来ブーム?が喫煙者のなかで騒がれていたときに、Aさんも流れに乗って禁煙外来を受けたそうです。実はAさん、過去3回自力禁煙を試みて、すべて失敗。
今度こそはと思って受診したそうです。
薬を使ってても、吸いたい欲求は最初の数週間はあって、それを乗り越えたのは
「医療機関にかかってまでやったんだから」「保険診療とはいえ金かかってるんだから」というきもちだったそうです。
よく言われることですが、別に医療機関にかかったからといって自分の努力なしにやめられるわけじゃないんですよね。「わざわざお金かけて、医療機関でやってるんだから…!」と奮起できる人にはいいのかも。ダイエットでいうとライザップで頑張れる人には向いてるかも。

Bさん ニコレスにより減らしていく

友人のBさん(女性、30代、喫煙歴15年、iQOS、一人暮らし)は出版社勤務。職業柄、職場に喫煙者が多く、タバコを吸いながら軽く打ち合わせ…なんて昔はあったよな〜ってことが、今もあるそうです。環境上やめにくかったのですが、私と同じく外で吸えないことへのストレスがあり禁煙に挑戦しました。
昔は紙タバコを吸っていたBさんでしたが、iQOSが出たばかりの頃からiQOSへ変更。そこからはiQOSのみを吸っていました。
今回禁煙するにあたっては、ニコレスを利用。
彼女の場合、「吸いたい!」という欲求よりも、「習慣」で吸っていることがほとんどなので、ニコチンがなくてもよかったそうです。
ただ、習慣自体は変わらないので、ニコレスをやめる、というスタイルへ段階的に以降するのは難しそう、とのこと。
ニコレス自体お金はかかるので、断続的に金をかけてもいいという人にはハードルは低くて(習慣自体は変えなくて済むので)いいかもしれません。

Cさん 自力(気合い)でやめる

会社の先輩Cさん(男性、30代、喫煙歴15年以上、紙タバコ、妻、子2)は妻子持ちで、2人目のお子さんができたときにやめることにしました。
家族の前ではそもそも吸わないものの、子どものためにもやめなくては、というパパとしての使命感で禁煙スタート。動機が強かったからか、「吸いたい」と思っても気合いで我慢できたのでしょうか。
ただ、Cさんは「自分は意志が弱いから、タバコはずっと鞄に入れていた」そうです。いつでも吸えるって思ってたから、逆に心に余裕ができたとのこと。ストイックにやりすぎると反動でだめになりそうだった、と話していましたが、Cさんは禁煙後一度も吸っていません。喫煙所で会うこともありませんでした。
いつでも吸えると思ってたからこそ吸わずに済んだのは、絶対個人差あるとおもいます…私絶対もったいないからって吸っちゃう。

私の禁煙方法

諸先輩方から話を聞いて、自分の禁煙方法を考えました。
まずは禁煙外来ですが、これはあまり惹かれません。Aさんのように自力でやってもないので、外来におんぶに抱っこになって自分の努力を忘れてしまいそうなのと、元々自分がめちゃくちゃ丼勘定野郎なので、「お金かかってるんだし」とか、全く思わないんです…。
というわけで、禁煙外来は自力でやってみてだめだったら、と一旦置いておくことにしました。

次にニコレスですが、実は私、ずっと紙タバコと電子タバコのどちらもを持っていて、使い分けていたんです。でも、電子タバコのイマイチなところが、
充電しないといけないところ!!!!
すごく面倒くさがりなので、それすら面倒なのです。だから電子タバコいくつか持ってるけどほとんど紙タバコを吸っていました。
なのですが、ニコレスでの禁煙って、「(ニコレス自体は吸うから、吸うという)習慣は変わらない」。
吸う習慣が変わらないため、充電面倒くさくなって結局紙タバコ吸う未来が見えました。

では自力で頑張るほかありません。ただし、ただ我慢するだけだとキツそうです。なんせ、私の禁煙の動機は前述のCさんとは違って希薄ですから。
そこで目をつけたのは「ゲーム性」でした。私は元々ゲーム好き。何かを達成してクリアするの、大好きです。昨年糖質制限で6キロほど減量したのですが、糖質1日に○gまでと決めて、そこに向かっていくゲームのような感覚だったので、キツさもなく続けられたんです。
そこで、禁煙もゲーム感覚でやろう!と思ったわけです。きっと、同じような人がいるから、アプリがあるはず!!と、現代的発想で調べていくと、なんだかシンプルで良さそうなアプリがありました。
それが 禁煙ウォッチ。禁煙関係のアプリは色々ありましたが、シンプルで始めやすそうだったのでこちらをダウンロード。
このアプリは、自分の吸っているタバコの金額や、1日に何本吸っていたかなどいくつかの項目を入れればオーケー。そこから、禁煙によっていくら節約できたか、寿命がどれほど延びたか(1本により5分30秒寿命が縮む計算による)が見えるという、超シンプルアプリ。TwitterやFacebookと連携が推奨されて(宣言的な意味で)いますが、私はどちらも見るだけのアカウントなので利用はしていませんが、試しにTwitterで「禁煙アプリ」を調べてみると、先輩方のツイートが結構出てきます。これだけでも一緒に頑張ろう感が出ました(笑)。

禁煙のモチベーション

強い動機があるわけでもないので、堪えるためのモチベーションを維持するために、セオリーではありますが「禁煙宣言」を周りにしました。
喫煙友だちや、禁煙成功者の先輩方、実家の両親、会社の同僚、などなどリアルな知人にガンガン伝えていきました。
ただ、一定数いる元喫煙者の現嫌煙者には一切伝えませんでした。
鼻息荒く近づいてくるのが目に見えてるからです。私はべつにタバコが嫌いになったわけではありませんので、禁煙中の今も、嫌煙者と仲良くできる気がしないのです。
ただ、過激派(嫌煙者の中でも、タバコを吸ってる奴は人間じゃない扱いしてくる人のことを私はそう呼んでいます)以外の人たちは、優しく応援してくれました。なんなら、えっ、じゃあ一緒にやりたいー!と言ってくれた人も。ダイエットと同じように、伝染するんですね。これは心強かったです。
始めてみて、今日で10日が経ったのですが、今のところ問題なく続けられております。ただ、もちろん吸いたくないわけではないので、禁煙アプリを使いながら禁煙生活を綴っていきたいと思います。

禁煙方法についてのメリデメ

◇禁煙外来
✔︎メリット
・お医者さんがモチベーションにかかわってくれる
・わざわざ通ってる感
・吸いたい欲を薬で抑制
✔︎デメリット
・我慢は必要
・通院が面倒
・医療費がかかる

◇ニコレス
✔︎メリット
・「吸う」行為はやめなくてもいいのでハードルが低い
✔︎デメリット
・完全に吸うことをやめることが難しい
・ニコレスのお金がかかる
・味の好き嫌いがある

◇自力
✔︎メリット
・自分の匙加減でスタートできる
・お金がかからない
✔︎デメリット
・自分の匙加減で諦めやすい