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サウナ東京〜Sauna Tokyo〜

昼下がりの小田急線で私は揺られていた。

午後半休を取り、向かう先は赤坂だ。

今日も相変わらず電車のガタンゴトンという一定のビートが眠気を誘う。

このガタンゴトンという一定のビートは厄介なもので、電車内での腹痛率が高いのもこの一定のビートの仕業だろう。

そんな私は高鳴る胸の鼓動とお腹のゴロゴロを必死に抑えては1時間ほど眠りに着いた。

本日は東京メトロ赤坂駅から徒歩3分の好立地に2023年4月24日にグランドオープンするサウナ東京のレセプションにご招待頂いた。

入るや否や脱衣所では東名厚木健康センターの熱波師モトキ君と偶然しお互いに大爆笑。

「狭いねー。It’s a small worldだねー。ここはディズニーランドですか?」

そんなことを言いながら私は夢の世界へ入園した。本日はプレオープン日なので浴室内でのスマホの持ち歩き、撮影は可能となっている。
その代わり水着着用が必須だ。

浴室に入ると「ととのん」が出迎えてくれた。

ととのんを見ると寄生獣のミギーを思い出すのは私だけではないはずだ。

ではまずは洗い場をつよぽんチェック1.2。

シャワーヘッドはReFa。

もうこれだけで夢の国感満載夢一杯。

シャンリンシャンも良い匂いで思わず。

「綺麗なお姉さんは好きですか?」っと呟いてしまった。

水野真紀リスペクト!!

私の足が写ってしまった。
永久脱毛を心の底からしようと思った。

さあ次行ってみよー。

1Fには洗い場の他に特濃炭酸泉がある。

テレビが温浴施設史上1番大きい(私調べ)のには圧倒された。

ここでW杯が観たい。いや変化球でアルマゲドンが観たい!!

安心してください。
写っているのは私の友人のおたんぴ君です。

さあまだまだダンジョンは続く。

私は2Fへ足を運せた。

この先のハーレムへ。いざ行かん。

2Fはまさにサウナーのサウナーによるサウナーのためのサウナーズパラダイス。

では丁寧に、ひとつずつ紹介していきたい。

・手酌蒸気
フィンランドのラップランドから取り寄せたケロ材をこれでもかと取り入れたケロサウナ。15分に1回セルフロウリュも可能だ。ケロからは蜜が溢れ出していて、圧倒的かつ、こじんまりとした木材の匂いに魅了された。

この匂いは自然界にしか生み出せない匂いであることは体験すれば明らかだ。

私は言った。

「ロウリュいいですか?」

個人的には1番好きだ。

ロウリュ用の水は80℃でサウナストーンに掛けると瞬く間に蒸発する。
15分に1回セルフロウリュが可能だ。
その瞬間を見逃すな。

・水風呂
水風呂は冷(14.6℃)、涼(20.7℃)、凍(11.5℃)の3種類。

これは分かりやすく例えるなら、広瀬すず、小松菜奈、中条あやみを順番に楽しめる世界観だから欲張らずに1セットずつ堪能しよう。

水風呂は逃げない!!

水風呂の温度は人それぞれだが、
サウナ東京では全サウナーの好みに対応可能。

・ととのいスペース
休憩椅子は約60脚(ドリンクホルダー付)。
寝ながらととのえるスペースもあるから、至れり尽くせり。

ここでレッドブルを飲んだらハーレムへ行ける気がする。

レッドブルが飲みたい。

All I want is レッドブル。

本日はオーナーのきーさんと30分程、お互い3歳の息子を持つ父としてグローバル教育について語り合ったものだ。

圧倒的な世界観
ドリンクホルダーがあるので、
酩酊としながら水分補給が可能だ。
アルマゲドンを思い出しながらととのえる。
サウナ後に寝ることも可能。
夢にはクロエモレッツが現れるという噂だ。


・戸棚蒸風呂
お風呂とスチームサウナの大エンターテイメント。お風呂に浸かりながらスチームも浴びれる一石二鳥のサウナ。
ホワイトアウトした浴室内は幻想的で時を忘れて空間に浸れる。

ホワイトアウトした幻想的な、未知との遭遇が出来るスピルバーグな世界観。


・瞑想
半個室の瞑想サウナ。
BGMはウグイスによるホーホケキョ。
リラクゼーションの最終到達地点であると確信した。

ディープリラックスを堪能せよ。

暗いサウナ室でネイチャーなBGMを聴きながらディープリラックス。


・昭和遠赤
ドライサウナ。ここでは会話可能。テレビ有り。私は残念ながら体験することは出来なかったが、飛行機でも電車でもバスでさえも煙草がすえた古き良き昭和を堪能出来る。

力道山!!

ドライサウナは好きですか?
僕は大好きです。


・蒸気乱舞
50人収容可能なスタジアム型サウナ。
とにかくストーブの存在感が高倉健。

完全に昭和を引きずった私の前に突然と現れたのは熱波師の永井テツヤ氏。

私はスマートフォン撮影を辞め永井テツヤ氏による熱波を存分に浴びた。

それはひたすらに美しくエモーショナルな瞬間だった。

私は後悔した。
今日は撮影可能だったはずだ。
この美しい光景を後世に残したかった。

圧倒的な存在感。
美しい。


・冷気浴
そこはどこかヨーロッパを感じさせるリゾート感満載なラグジュアリーな空間だった。どこまでも限りなく透明なブルーに包まれながら私は逝った。

ヨーロッパのリゾート感。
青い冷気浴室は青春そのものだ。

因みにドライヤーもReFaだった。

至れり尽くせりの最高到達地点。

豪華かつラグジュアリーな東京を代表する施設が誕生したことを私は目の当たりにした。

オーナーであるきーさんは東名厚木健康センターに通い続ける私に言った。

「カレーも寿司も最高だよね。サウナに優劣はないんだよ。」

私は今日極上の回らない寿司を堪能した。

そして、カレーが食べたくなった。

そのカレーはインドカレーではない。

母が作るいつもの味だ。


非日常体験とは時に日常のありがたさを感じさせてくれるものだ。

私はこの幸福な「当たり前」の日常を「当たり前」と思わずに日々を過ごして行こうと改めて思った。

特別な瞬間とは日常というベースがあってこそ成り立つものだ。

少し遠いが私はサウナ東京という非日常的体験型リゾートに今後足繁く通うだろう。

サウナ東京。

ここは間違いなく都会のオアシスでありコンクリートジャングルに包まれた東京で時を忘れさせてくれる一大リゾート地だ。

私は目を瞑りながら新婚旅行で行ったサントリーニ島を思い出しては微笑んだものだ。

One Love.

サントリーニ島
締めのラーメンが美味かった。
因みにラーメンショップ厚木店のネギラーメン。





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